
ASUS TUF Gaming VG249QM1Aは、ASUSのゲーミングブランド「TUF Gaming」シリーズから登場した23.8インチ・フルHD・270Hzのゲーミングモニターです。Amazon.co.jp限定モデルとして販売されており、¥24,780という価格で270Hzの超高速リフレッシュレートを実現しています。
Fast IPSパネルを採用し、応答速度1ms(GTG)を達成。99% sRGBの色域カバー率、FreeSync Premium対応、さらにはG-SYNC Compatibleにも対応しており、AMD・NVIDIA両方のGPUユーザーに最適化されたモデルですね。Amazonのゲーミングモニター売上ランキングでも12位にランクインしている人気モデルです。
この記事では、ASUS TUF Gaming VG249QM1Aのスペック詳細から特徴・メリット・デメリット、ゲームプレイでの性能、ライバルモニターとの比較まで、徹底的に解説していきます。
ASUS TUF Gaming VG249QM1Aのスペック


まずはASUS TUF Gaming VG249QM1Aの基本スペックを表にまとめました。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| モデル名 | ASUS TUF Gaming VG249QM1A |
| 画面サイズ | 23.8インチ |
| パネル種類 | Fast IPS |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| リフレッシュレート | 270Hz |
| 応答速度 | 1ms(GTG) |
| 輝度 | 350cd/㎡(typ.) |
| コントラスト比 | 1000:1(typ.) |
| 色域 | sRGB 99% |
| 表示色 | 1670万色 |
| HDR対応 | 非対応 |
| 可変リフレッシュレート | Adaptive-Sync / FreeSync Premium / G-SYNC Compatible |
| 映像入力 | HDMI 2.0 ×2、DisplayPort 1.2 ×1 |
| スピーカー | 内蔵(2W×2) |
| スタンド機能 | チルト(-5°~+20°) |
| VESA | 100×100mm |
| 消費電力 | 18W以下 |
| 重量 | 約4.2kg(スタンド込み) |
| 価格 | ¥24,780(Amazon.co.jp限定) |
モニターサイズ
ASUS TUF Gaming VG249QM1Aは23.8インチのフルHDモニターです。競技シーンで最も多く使用されている24インチクラスで、画面全体を一目で把握しやすいサイズ感です。
eスポーツの大会で使用されるモニターの多くが24~25インチクラスであることからもわかるように、FPSゲームにおいてこのサイズは「黄金サイズ」と言っても過言ではありません。画面との適切な距離(50~70cm程度)を保った際に、画面の端までしっかりと視野に入ります。
外形寸法は約540.9×392.3×178.6mm(スタンド込み)とコンパクトで、デスクスペースを有効に使えます。薄型ベゼルデザインにより、画面の表示領域を最大限に確保しているのもポイントですね。
リフレッシュレート
リフレッシュレートは270Hzと、このクラスのモニターとしてはトップレベルの数値です。一般的なモニターの60Hzと比較すると4.5倍、144Hzモニターと比べても約1.9倍の滑らかさを実現します。
270Hzは、プロゲーマーが使用する360Hzモニターに次ぐ高リフレッシュレートです。ValorantやCS2のような軽量FPSタイトルでは、RTX 4060 Ti以上のGPUで270fps近くを安定して出すことが可能で、リフレッシュレートの恩恵を最大限に受けられます。
注意点として、270Hzの出力にはDisplayPort接続が必要です。HDMI 2.0接続の場合、フルHDでの最大リフレッシュレートは240Hzまでとなります。PCゲーマーの方は必ずDisplayPortケーブルで接続してください。付属のDisplayPortケーブルが同梱されているので、追加購入の心配はありません。
応答速度
応答速度は1ms(GTG)です。Fast IPSパネルの特性を活かした高速応答により、動きの速いシーンでもゴーストや残像が最小限に抑えられます。
さらに、ASUSの独自技術「ELMB(Extreme Low Motion Blur)」機能を搭載しています。ELMBはバックライトストロボ技術により、動体のブレをさらに軽減する機能です。通常のモニターでは応答速度の限界により発生するモーションブラーを、ELMBが効果的に抑制します。
ELMBをONにすると輝度が若干低下するデメリットはありますが、FPSゲームで敵の視認性を最大限に高めたい場合には非常に有効な機能です。特にCS2やValorantのような競技タイトルでは、この機能が勝敗を分けることもあるでしょう。

パネル種類
ASUS TUF Gaming VG249QM1AはFast IPS(高速IPS)パネルを採用しています。Fast IPSは、通常のIPSパネルと比較して液晶分子の応答速度を高速化したパネル技術で、ゲーミング用途に最適化されています。
IPSパネルの持つ広視野角(178°/178°)と正確な色再現性はそのままに、応答速度のみを向上させているのが特徴です。VAパネルのような深い黒は出せませんが、TNパネルのように視野角が狭くなることもありません。
色域はsRGB 99%をカバーしており、正確な色表現が可能です。ゲーム中の敵の視認性を高めるためのASUS独自の画質調整機能「Shadow Boost」も搭載しており、暗いシーンでも敵を見つけやすくなっています。
解像度
解像度は1920×1080(フルHD)です。23.8インチの画面サイズにフルHD解像度を組み合わせることで、約93ppiのピクセル密度を実現しています。
270Hzという超高リフレッシュレートを活かすには、GPUに十分なフレームレートを出してもらう必要があります。フルHD解像度であれば、WQHDの約56%の処理負荷で済むため、より多くのGPUで270fpsに到達しやすくなります。
競技志向のFPSゲーマーにとって、フルHD×270Hzは理想的な組み合わせです。プロの大会でもフルHDモニターが主流であり、「勝つためのモニター」としてフルHD解像度は最適な選択と言えるでしょう。
価格
ASUS TUF Gaming VG249QM1Aの価格は¥24,780(Amazon.co.jp限定)です。270Hz対応のFast IPSパネルモニターとしては非常に競争力のある価格設定です。
同スペック帯(240Hz以上のIPSパネル)のモニターが3万円前後で販売されていることを考えると、270Hzでこの価格は破格です。FreeSync PremiumとG-SYNC Compatible両対応、ELMB搭載、2Wスピーカー内蔵と、付加機能も充実しています。
「144Hzからステップアップしたい」「240Hz以上のモニターを試してみたい」という方にとって、手の届きやすい価格帯ですね。
ASUS TUF Gaming VG249QM1Aの特徴・メリット

270Hzの超高速リフレッシュレートでFPSに最適
VG249QM1Aの最大の武器は、270Hzというリフレッシュレートです。144Hz→270Hzへのアップグレードは、体感として非常に大きな差を感じられます。
270Hzでは、1フレームあたり約3.7msの間隔で画面が更新されます。144Hz(約6.9ms)と比較すると、約47%高速な表示更新が行われるため、動きの速いシーンでの滑らかさが大幅に向上します。
特にValorantやCS2のようなタクティカルシューターでは、フリック(素早いエイム移動)やピーク(角から出る動作)の際に、より多くのフレーム情報が目に入ることで反応速度が向上します。プロゲーマーの間で240Hz以上のモニターが標準になっている理由がよく分かりますね。
ASUS独自のゲーミング機能が充実
ASUSはゲーミングモニターに多数の独自機能を搭載しており、VG249QM1Aもその恩恵を受けています。
GamePlus機能では、画面上にクロスヘア(照準線)やFPSカウンター、タイマーなどを表示できます。ゲーム内のクロスヘアが見づらい場合や、フレームレートを常時確認したい場合に便利です。
GameVisualは、用途に合わせた画質プリセット機能です。FPSモード、RPGモード、レーシングモード、映画モードなど、コンテンツに最適化された表示設定をワンタッチで切り替えられます。
Shadow Boostは、暗いシーンの視認性を向上させる機能です。コントラストを調整して暗部の詳細を明るくし、影に隠れた敵を見つけやすくします。画面全体が白っぽくなることなく、自然な明るさで暗部を強調してくれるのがポイントですね。
GameFast Input技術により、入力遅延を最小限に抑えています。マウスやキーボードの操作が即座に画面に反映されるため、反射神経が求められる競技ゲームに最適です。
FreeSync Premium+G-SYNC Compatible両対応
VG249QM1AはAMD FreeSync PremiumとNVIDIA G-SYNC Compatibleの両方に対応しています。これにより、AMD・NVIDIA問わず、どのGPUでも可変リフレッシュレート機能を利用できます。
FreeSync Premiumは、通常のFreeSyncに加えて「低フレームレート補正(LFC)」機能が追加されています。フレームレートがリフレッシュレートの下限を下回った場合でも、自動的にフレーム挿入を行い、滑らかな表示を維持します。
GPU選びに制限がかからないため、将来的にGPUを買い替えた場合でも安心して使い続けられるのは大きなメリットですね。
2Wスピーカー内蔵で手軽に音声出力
VG249QM1Aには2W×2のステレオスピーカーが内蔵されています。ゲーミングモニターとしてはおまけ程度の音質ではありますが、外付けスピーカーなしでも音声を聞けるのは便利です。
YouTubeの動画視聴やボイスチャットの確認程度であれば十分な音質です。ゲームプレイ時はヘッドセットを使い、普段使いではスピーカーから音を出す、という使い分けができます。デスク周りをすっきりさせたい方にはありがたい機能ですね。
TÜV認証のアイケア機能
VG249QM1AはTÜVフリッカーフリーとTÜVブルーライト低減の認証を取得しています。長時間のゲームプレイでも目の疲れを軽減してくれる設計です。
フリッカーフリー技術により、画面のちらつきを解消。ブルーライト低減フィルターは、OSD(画面上の設定メニュー)から段階的に強度を調整できます。ゲームの色味を大きく変えたくない場合は低めの設定、就寝前のリラックスタイムには強めの設定と、状況に合わせて使い分けましょう。
ASUS TUF Gaming VG249QM1Aの注意点・デメリット

スタンド機能が最低限
VG249QM1Aのスタンドはチルト(-5°~+20°)のみに対応しています。高さ調整、スイベル(左右回転)、ピボット(縦横回転)には非対応です。
この価格帯では一般的な仕様ではありますが、理想的な画面の高さに調整できないのは長時間使用時に首や肩への負担になる可能性があります。VESA 100×100mmに対応しているため、モニターアームの使用を強くおすすめします。
3,000~5,000円程度のモニターアームを追加しても、合計3万円以内に収まるため、コスパの良さは変わりません。長時間ゲームをプレイする方は、ぜひモニターアームとの組み合わせを検討してみてください。
HDR非対応
VG249QM1AはHDRに対応していません。HDR対応ゲームやHDRコンテンツを楽しみたい方には、HDR対応モデルを選ぶ必要があります。
ただし、輝度350cd/㎡のモニターでHDRを使用しても、本格的なHDR体験(DisplayHDR 600以上が理想)は得られないため、このクラスのモニターでHDR非対応は大きなデメリットとは言えません。むしろ、HDR機能のないシンプルな設計で、SDR表示に最適化されていると捉えることもできます。
色域がsRGB 99%止まり
色域はsRGB 99%で、DCI-P3やAdobe RGBのカバー率は公表されていません。広色域を求めるクリエイターやHDRコンテンツの鑑賞には物足りない場合があります。
ただし、ゲーミング用途であればsRGB 99%は十分な色域です。ゲームの多くはsRGB色域で制作されているため、正確な色表示が可能です。クリエイティブ作業をメインにする場合は、別途広色域モニターを検討しましょう。

ASUS TUF Gaming VG249QM1Aでゲームをプレイした際の性能


FPS系ゲーム(Valorant、CS2、Apex Legends、オーバーウォッチ2など)
270Hzの恩恵を最も感じられるのが、やはりFPS・TPSゲームです。
Valorantは非常に軽いタイトルで、RTX 4060以上のGPUであれば低~中設定で300fps以上を出すことが可能です。270Hzのリフレッシュレートをフルに活かせるため、マウスの動きが驚くほど滑らかに画面に反映されます。特にジェット(ダッシュ系エージェント)のような高速移動キャラクターの視認性が格段に向上します。
CS2も比較的軽量なタイトルで、最適な設定であれば270fpsに到達しやすいです。スモーク越しの敵の影や、素早いピークでの一瞬の視認など、フレーム数が多いことで得られるアドバンテージは計り知れません。
Apex Legendsでは、グラフィック設定を「低」にすることでRTX 4060 Tiクラスで200~270fps程度を維持できます。バトルロイヤルの大規模戦闘でも、ティアリングのない滑らかな映像でプレイ可能です。
オーバーウォッチ2は最適化が優秀で、低~中設定であれば270fps付近を維持しやすいタイトルです。高速で動き回るトレーサーやゲンジの追跡も、270Hzモニターなら楽になります。
RPG・MOBA系ゲーム(FF14、原神、リーグ・オブ・レジェンドなど)
RPGやMOBAでは270Hzの恩恵はFPSほど劇的ではありませんが、全体的な操作感の滑らかさが向上します。
FF14では、フルHD×低~中設定で120~180fps程度を安定して出せます。レイドバトルのエフェクトが飛び交う場面でも、Fast IPSパネルの高速応答とAdaptive-Syncにより、カクつきのない快適な映像を楽しめます。
原神はPC版で120fps対応しており、VG249QM1Aの性能を十分に活かせます。Fast IPSパネルの色再現性により、美しいアニメ調グラフィックを忠実に表示できるのも魅力ですね。
リーグ・オブ・レジェンドは軽量なタイトルで、ほとんどのPCで270fpsに到達可能です。チームファイト中の素早い判断にも、高リフレッシュレートが貢献してくれるでしょう。
同価格帯のライバルモニターとの比較

ASUS TUF Gaming VG249QM1Aと同価格帯(20,000~30,000円前後)のゲーミングモニターを比較してみましょう。
| 項目 | ASUS VG249QM1A | BenQ MOBIUZ EX251 | MSI G244F E2 |
|---|---|---|---|
| 画面サイズ | 23.8インチ | 24.5インチ | 23.8インチ |
| パネル | Fast IPS | IPS | Rapid IPS |
| リフレッシュレート | 270Hz | 220Hz | 200Hz |
| 応答速度 | 1ms GTG | 1ms | 0.5ms GTG |
| 色域 | sRGB 99% | sRGB 99% | sRGB 115% |
| HDR | 非対応 | HDR 400 | 対応 |
| Adaptive-Sync | FreeSync Premium / G-SYNC Compatible | FreeSync | Adaptive-Sync |
| スピーカー | 2W×2 | 2.5W×2 | なし |
| 特殊機能 | ELMB / Shadow Boost | B.I.+ Gen2 | — |
| 価格 | 約¥24,780 | 約¥26,859 | 約¥21,800 |
VG249QM1Aの最大の強みは270Hzという最高クラスのリフレッシュレートです。価格帯が近いBenQ EX251(220Hz)やMSI G244F E2(200Hz)と比べて、50~70Hz高いリフレッシュレートを実現しています。
一方、HDR対応が不要で、純粋にリフレッシュレートと応答速度を重視する競技志向のゲーマーには、VG249QM1Aが最もおすすめです。ASUSの豊富なゲーミング機能(ELMB、Shadow Boost、GamePlus等)も他社にないアドバンテージですね。
こんな人におすすめ

- FPSゲームで勝ちたい競技志向のゲーマー — 270Hzの超高速表示で、あらゆるシーンでの視認性が向上します
- 144Hzモニターからのステップアップを検討している方 — 270Hzへの移行は体感で大きな差を感じられます
- Valorant、CS2をメインでプレイする方 — 軽量タイトルなら270fpsを安定して出しやすく、リフレッシュレートを最大活用できます
- AMD・NVIDIA両対応のモニターが欲しい方 — FreeSync PremiumとG-SYNC Compatible両対応で、GPU選びに制限がありません
- ASUSの信頼性とサポートを重視する方 — 国内サポート体制が充実しているASUS製品は安心感があります
ASUS TUF Gaming VG249QM1Aのレビューまとめ

ASUS TUF Gaming VG249QM1Aは、270Hzの超高速リフレッシュレートを¥24,780で実現した、競技向けゲーミングモニターの決定版です。
Fast IPSパネルによる高速応答と正確な色再現、ELMB(モーションブラー低減)やShadow Boost(暗部強調)などの豊富なゲーミング機能、FreeSync PremiumとG-SYNC Compatibleの両対応と、ゲーマーが求める要素を高い次元でまとめ上げています。
スタンド機能やHDR非対応といったデメリットはありますが、競技FPSに特化したモニターとして見れば、これ以上ないコスパの一台です。ValorantやCS2で上位ランクを目指すプレイヤーにとって、270Hzモニターへの投資は確実にリターンのある選択ですよ。
「240Hz以上のモニターが欲しいけど、3万円は出せない…」という方は、ぜひVG249QM1Aを検討してみてください。この価格で270Hzは、2026年時点でも最高クラスのコストパフォーマンスです。
