KOORUI GN02について

こんにちは、モニ研です。今回は、Amazonゲーミングモニター売上ランキングで36位にランクインしている「KOORUI GN02」について詳しく解説していきます。
KOORUI GN02は、27インチのフルHD(1920×1080)解像度に、VAパネルを採用し、最大240Hzのリフレッシュレートに対応したゲーミングモニターです。価格は約17,800円で、27インチ・240Hz対応モニターとしては非常にお買い得な価格帯ですね。
KOORUIは中国深圳を拠点とするモニターブランドで、コストパフォーマンスの高い製品を多数展開しています。GN02はそのラインアップの中でも特にゲーミング用途に特化したモデルで、sRGB 100%、DCI-P3 90%という広色域をカバーしている点が特徴です。
27インチ × 240Hzの組み合わせで2万円を切るというのは、かなりのインパクトがありますね。応答速度も1ms MPRTと高速で、Adaptive Sync対応によりティアリングも抑制。それでは、詳しいスペックや特徴を見ていきましょう。
KOORUI GN02のスペック

まずはKOORUI GN02の主要スペックを一覧表で確認しましょう。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| モデル名 | KOORUI GN02 |
| 画面サイズ | 27インチワイド |
| パネルタイプ | VA(非光沢) |
| 表面処理 | 非光沢(ノングレア) |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| リフレッシュレート | 最大240Hz(DP接続時) |
| 応答速度 | 1ms(MPRT) |
| 最大輝度 | 300cd/㎡ |
| コントラスト比 | 1000:1(DCR 20,000,000:1) |
| 視野角 | 上下178° / 左右178° |
| 色域 | sRGB 100% / DCI-P3 90% |
| 表示色 | 約1670万色 |
| HDR | 対応 |
| 可変リフレッシュレート | Adaptive Sync対応 |
| 映像入力端子 | HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1 |
| 音声出力 | ヘッドホンジャック(3.5mm) |
| スピーカー | なし |
| スタンド調整 | チルト対応 |
| VESA | 100×100mm対応 |
| 本体サイズ | 約613×472×214mm(スタンド含む) |
| 重量 | 約5.87kg |
| 保証 | 画面1年間 / その他付属品3年間 |
| 参考価格 | ¥17,800(税込) |
27インチで240Hz対応、しかもDCI-P3 90%という広色域まで備えて約17,800円というのは驚きの価格設定です。VAパネルを採用しているため、IPSパネルとは異なる特性がありますが、コントラスト比の高さや黒の深さではVAパネルが有利です。
KOORUI GN02の特徴・メリット

① 27インチ × 240Hzが2万円以下
KOORUI GN02の最大のセールスポイントは、なんと言っても27インチ・240Hz対応で約17,800円という価格です。一般的に240Hz対応モニターは2万円以上、27インチだとさらに高くなる傾向がありますが、GN02はそのハードルを大幅に下げています。
240Hzは200Hzと比較しても、さらに滑らかな映像体験を提供します。特にVALORANTやCS2のような軽量系FPSゲームで高フレームレートを出せるPCを持っている方にとって、240Hzの恩恵は大きいですね。
② DCI-P3 90%の広色域
色域はsRGB 100% / DCI-P3 90%という、この価格帯では驚きの広さです。sRGB 100%はゲーミングモニターの標準レベルですが、DCI-P3 90%まで対応しているモデルは、2万円以下ではかなり珍しいですね。
DCI-P3はデジタルシネマの色空間規格で、sRGBよりも広い範囲の色を再現できます。映画やアニメの視聴時に、より豊かな色彩で映像を楽しめます。ゲームでも、色が豊かなオープンワールドRPGなどでその恩恵を実感できるでしょう。
③ VAパネルの高コントラスト
VAパネルの最大のメリットはコントラスト比の高さです。GN02は標準コントラスト比1000:1ですが、DCR(ダイナミックコントラスト比)有効時には20,000,000:1に達します。
IPSパネルと比較して、VAパネルは黒がより深く沈むため、映像の奥行き感が向上します。ホラーゲームや暗いシーンの多いゲームでは、黒の表現力が重要になるため、VAパネルの強みが活きてきますね。
映画やアニメの視聴にも向いており、暗いシーンのディテールがしっかり表現されます。
④ 27インチの大画面でゲームを楽しめる
24インチ前後のモデルが主流の中、27インチの大画面で240Hzゲーミングを楽しめるのは嬉しいポイントです。画面が大きい分、ゲームの世界に没入しやすく、敵の視認性も向上します。
ただし、FPSゲームにおいて27インチでフルHDの場合、画素密度がやや低くなる(約82ppi)ため、24インチ前後のモデルと比較すると映像の鮮明さは若干劣ります。この点は後述のデメリットで詳しく解説しますね。
⑤ ヘッドホンジャック搭載
スピーカーは非搭載ですが、ヘッドホンジャックを搭載しています。モニターにヘッドホンやイヤホンを接続して、音声出力として使えます。Amazon商品ページではラインアウトとしても使えるとのことで、オーディオアンプを接続して高品質な音声を楽しむこともできるようです。
KOORUI GN02の注意点・デメリット

① 27インチ × フルHDの粗さ
これがKOORUI GN02最大の弱点です。27インチでフルHD(1920×1080)の場合、画素密度は約82ppiとなり、24インチのフルHD(約92ppi)と比較するとドットの粗さが目立ちます。
特にテキスト表示やデスクトップ作業では、文字の輪郭がややぼやけて見えることがあります。27インチであればWQHD(2560×1440)解像度のモニターの方がドットの密度が高く、くっきりした表示が得られます。
ゲーミング用途に限定して使うのであれば、フルHDの方がGPUへの負荷が軽いというメリットもありますが、普段使いも兼ねる場合は考慮すべきポイントですね。
② VAパネルの応答速度特性
1ms MPRTをスペック上は達成していますが、VAパネルは構造上、特に暗い色から明るい色への遷移(ダークトランジション)で応答速度が遅くなる傾向があります。
FPSゲームで高速に画面が切り替わるシーンでは、IPS系パネルと比較して若干の残像感を感じる場合があります。240Hzの高リフレッシュレートが応答速度の遅さをある程度補いますが、ガチのeスポーツプレイヤーにはFast IPSパネルの方が向いているかもしれません。
③ スピーカー非搭載
スピーカーは非搭載です。音声を出力するには、ヘッドホンジャックに外部デバイスを接続するか、PCやゲーム機側で音声を出力する必要があります。
④ スタンドの機能が限定的
スタンドはチルトのみの対応で、高さ調整・スイベル・ピボットには非対応です。27インチの大型モニターを使う場合、適切な高さに設置することが重要なので、モニターアームの導入を強くおすすめします。
⑤ 保証期間が短め
モニター画面の保証は1年間、その他付属品は3年間となっています。他社の3~5年保証と比較すると、画面保証が1年間と短めです。初期不良以外の故障が心配な方は、延長保証の加入を検討しても良いかもしれません。
KOORUI GN02のゲーム性能

FPS / TPSゲーム(VALORANT、Apex Legends、フォートナイトなど)
240Hzのリフレッシュレートは、FPSゲームにおいて大きなアドバンテージです。200Hzから240Hzへのアップグレードは、144Hz→200Hzほどの劇的な差は感じにくいですが、それでも体感できるレベルの滑らかさの向上があります。
VALORANTやCS2のような軽量系タイトルであれば、ミドルクラス以上のゲーミングPCで240fpsに到達しやすいので、このモニターの性能をフルに引き出せますね。ただし、前述の通りVAパネルの応答速度特性については理解しておく必要があります。
27インチの画面サイズは、FPSゲームにはやや大きめです。プロゲーマーは24~25インチを好む傾向がありますが、カジュアルにFPSを楽しむ方であれば、27インチの大画面で迫力のあるプレイを楽しめます。
RPG / アクションゲーム(原神、エルデンリングなど)
DCI-P3 90%の広色域とVAパネルの深い黒により、RPGやアクションゲームとの相性は非常に良いです。原神のような色彩豊かなゲームでは、DCI-P3対応の広色域が活きてきますし、ダークソウルやエルデンリングのような暗いシーンが多いゲームでは、VAパネルのコントラストが威力を発揮します。
27インチの大画面で、ゲームの世界観にどっぷり浸かれるのは嬉しいポイントですね。
PS5 / Xbox Series X での使用
HDMI 2.0×2ポートを搭載しているので、PS5やXbox Series Xとの接続に対応しています。HDMI 2.0の制限により、最大でフルHD 120Hzとなりますが、PS5の120fpsモード対応ゲームを楽しむには十分です。
KOORUI GN02のライバル比較

同スペック帯のゲーミングモニターと比較してみましょう。
| モデル | サイズ | パネル | リフレッシュレート | 色域 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| KOORUI GN02 | 27インチ | VA | 240Hz | DCI-P3 90% | 約¥17,800 |
| KTC H27S17 | 27インチ | Fast IPS | 280Hz | sRGB 100% | 約¥19,800 |
| Pixio PX277 PRO | 27インチ | Fast IPS | 240Hz | sRGB 100% | 約¥24,980 |
| MSI G274F | 27インチ | Rapid IPS | 180Hz | sRGB対応 | 約¥19,800 |
KTC H27S17は約19,800円で280Hz・Fast IPSと、リフレッシュレートとパネル性能ではGN02を上回りますが、色域ではGN02のDCI-P3 90%が優位です。約2,000円の価格差で応答速度重視ならKTC、色域重視ならKOORUIという選択になりますね。
Pixio PX277 PROは同じ240Hz対応でFast IPSパネルですが、約24,980円と価格差が大きいです。ブランド力と応答速度の安定性ではPixioが上ですが、コスパではKOORUIが圧勝です。
「240Hz × 27インチ × 広色域」を2万円以下で実現しているのはKOORUI GN02ならではの強みと言えるでしょう。
KOORUI GN02はこんな人におすすめ

おすすめな人
- 27インチの大画面で240Hzゲーミングを楽しみたい方:この価格帯で27インチ・240Hz対応は非常に希少です
- 広色域モニターが欲しいけど予算を抑えたい方:DCI-P3 90%対応で約17,800円は破格です
- RPGやアクションゲームも楽しみたい方:VAパネルの深い黒と広色域は、没入感の高いゲーム体験を提供します
- 映画やアニメの視聴もする方:VAパネルの高コントラストと広色域は、映像コンテンツの視聴にも向いています
- 予算2万円以下で最高のリフレッシュレートが欲しい方:240Hzは同価格帯では最高クラスのリフレッシュレートです
おすすめしない人
- ガチの競技FPSプレイヤー:VAパネルの応答速度特性が気になる方は、Fast IPSパネルのモデルを検討しましょう
- テキスト作業も兼ねたい方:27インチフルHDは文字の精細感がやや低いため、デスクワーク用途には向きません
- 長期保証を重視する方:画面保証が1年間と短めなので、心配な方は延長保証の加入を検討してください
- スピーカー内蔵モニターが欲しい方:スピーカー非搭載のため、別途音声出力デバイスが必要です
KOORUI GN02レビューまとめ

KOORUI GN02は、27インチ・240Hz・DCI-P3 90%という魅力的なスペックを、約17,800円という破格の価格で実現したゲーミングモニターです。
VAパネルならではの深い黒と高コントラスト、DCI-P3 90%の広色域は、ゲームだけでなく映画やアニメの視聴にも最適です。240Hzのリフレッシュレートにより、FPSゲームでも十分に戦えるスペックを備えていますね。
27インチ × フルHDの画素密度や、VAパネルの応答速度特性については理解した上で購入する必要がありますが、この価格帯でこのスペックを提供しているモニターは他にほとんどありません。
「大画面で240Hzのヌルヌル映像を楽しみたい!」「コスパ重視で広色域モニターが欲しい!」という方に、強くおすすめできるゲーミングモニターです。特にゲームと映像コンテンツの両方を楽しみたい方には、最高の一台になるでしょう。
