Acer Nitro KG241YX3bmipx|200Hz対応の23.8インチVAパネルゲーミングモニター

今回紹介するのは、Acerのゲーミングブランド「Nitro」から登場した「KG241YX3bmipx」です。
23.8インチのフルHD解像度に、VAパネルを搭載。最大200Hzのリフレッシュレートと0.5ms(GTG, Min.)の超高速応答速度を実現した、コストパフォーマンスに優れたゲーミングモニターですね。
VAパネルならではの高コントラストに加え、sRGB 99%の色域、AMD FreeSync Premium対応、HDR10対応と、約14,980円とは思えない充実スペックを備えています。この記事では、KG241YX3bmipxのスペック、特徴、ゲーミング性能を詳しく解説していきます。
Acer Nitro KG241YX3bmipxのスペック

| 項目 | スペック |
|---|---|
| 型番 | KG241YX3bmipx |
| 画面サイズ | 23.8インチ |
| 解像度 | フルHD(1920×1080) |
| パネルタイプ | VA(広視野角) |
| 表面処理 | 非光沢(アンチグレア) |
| 最大リフレッシュレート | 200Hz(HDMI / DisplayPort共通) |
| 応答速度 | 2ms(GTG)/ 0.5ms(GTG, Min.) |
| 輝度 | 300cd/㎡ |
| コントラスト比 | 4000:1(標準) |
| HDR対応 | HDR10 |
| 色域 | sRGB 99% |
| 視野角 | 178° / 178° |
| 最大表示色 | 約1677万色 |
| 映像入力 | HDMI 2.0×1 / DisplayPort 1.4×1 |
| スピーカー | 2W×2 ステレオ |
| ヘッドホン端子 | あり |
| スタンド機能 | チルト(上25° / 下5°) |
| VESA | 100×100mm |
| 可変リフレッシュレート | AMD FreeSync Premium |
| その他機能 | Black Boost / VRB(Visual Response Boost)/ ブルーライトシールド / フリッカーレス / Acer Display Widget / ゼロフレームデザイン |
| カラー | ブラック |
| サイズ(スタンド込み) | 約539×410×210mm |
| 重量(スタンド込み) | 約3.1kg(本体約2.7kg) |
| 付属品 | HDMIケーブル(1.5m)/ ACアダプター / セットアップガイド / 台座 / 支柱 / 保証書 |
| 保証 | 3年間(パネル・バックライトユニットは1年) |
| 価格(税込参考価格) | 約14,980円 |
200Hz+VA高コントラスト+sRGB 99%+HDR10+スピーカー内蔵で約15,000円。この価格でこのスペックは、正直驚異的なコストパフォーマンスと言わざるを得ません。
Acer Nitro KG241YX3bmipxの特徴・メリット

約15,000円で200Hz対応——驚異のコストパフォーマンス
本モデル最大の魅力は、約14,980円という価格で200Hzのリフレッシュレートを実現していること。144Hzモニターでも2万円前後が相場の中、200Hzがこの価格で手に入るのは破格です。
200Hzは60Hzの約3.3倍、144Hzの約1.4倍の滑らかさ。予算を抑えつつも高リフレッシュレートのゲーミング体験を得たいユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢ですね。
VAパネルのコントラスト比4000:1——深い黒と鮮明な映像
VAパネルの最大の強みである高コントラスト比4000:1を活かし、IPSパネルの約4倍の深い黒を表現できます。暗いシーンでの映像の沈み込みが美しく、ホラーゲームや暗い洞窟のシーンでは、黒が黒としてしっかり表示されるのが特徴です。
IPSパネルではどうしても黒が灰色っぽくなりがちですが、VAパネルなら暗部の階調も豊かで、映画鑑賞などのエンターテインメント用途にも適しています。
0.5ms(GTG, Min.)の超高速応答——VAパネルの弱点を克服
従来のVAパネルは応答速度の遅さが弱点とされてきましたが、KG241YX3bmipxは最速0.5ms(GTG, Min.)という驚異的な応答速度を実現。通常時でも2ms(GTG)と、IPSパネルに匹敵する高速応答を備えています。
さらにVRB(Visual Response Boost)機能を有効にすることで、バックライトの高速点滅によって残像感をさらに低減。高コントラストと高速応答を両立した、新世代のVAパネルと言えますね。
sRGB 99%+HDR10対応で色彩表現も充実
色域はsRGB 99%で、sRGB色空間をほぼ完全にカバー。一般的なゲームやWebコンテンツの表示に十分な色再現性を持っています。さらにHDR10にも対応しており、対応コンテンツではより広いダイナミックレンジの映像を楽しめます。
ピーク輝度は300cd/㎡なので本格的なHDR体験には物足りませんが、SDR表示と比較すると確実に映像の奥行き感や色の豊かさが向上。VAパネルの高コントラストとの相乗効果で、HDR10対応コンテンツではより立体的な映像を体験できますね。
AMD FreeSync Premium対応でティアリングを抑制
AMD FreeSync Premiumに対応しており、GPU側のフレームレートの変動に合わせてモニターのリフレッシュレートを動的に変化させます。ティアリング(画面のずれ)やスタッタリング(カクつき)を効果的に抑制し、スムーズなゲーム体験を提供します。
FreeSync Premiumは通常のFreeSyncよりもLFC(Low Framerate Compensation)対応が保証されており、低フレームレート時でもスムーズな表示が維持されます。
Black Boost機能で暗部の敵をいち早く発見
Acer独自のBlack Boost機能は、暗い部分のガンマカーブを調整して視認性を向上させます。VAパネルの高コントラストは暗い部分が「黒く沈みすぎる」こともありますが、Black Boostを使えば暗部だけを選択的に持ち上げ、潜んでいる敵を見つけやすくできます。
「VAパネルは黒が美しいけど暗すぎることがある」という弱点を、ソフトウェアでカバーする賢い機能ですね。
2W×2のステレオスピーカー内蔵
2W×2のステレオスピーカーを内蔵。ヘッドセットなしでも音声を確認でき、カジュアルな使用シーンで便利です。約15,000円のモニターにスピーカーが搭載されているのは嬉しいポイントですね。
ゼロフレームデザインで没入感アップ
3辺のゼロフレームデザインにより、ベゼルが極薄で映像がモニターの端まで広がって見えます。マルチモニター環境でも画面間の隙間が最小限になり、没入感が向上します。約15,000円のモニターでこのデザインクオリティは立派ですね。
わずか約3.1kgの軽量設計
スタンド込みで約3.1kgと非常に軽量。モニターの設置や移動が楽で、モニターアームへの取り付けも安定します。アームの耐荷重を気にする必要がほとんどないレベルの軽さですね。
Acer Display Widgetでソフトウェア制御
Acer Display WidgetソフトウェアをPC上にインストールすると、OSD操作をPC上から行えるようになります。画面の分割表示やプリセット切替なども可能で、モニター背面のボタンを操作する手間が省けます。
Acer Nitro KG241YX3bmipxの注意点・デメリット

HDMI端子は1ポートのみ
映像入力はHDMI 2.0×1とDisplayPort 1.4×1の合計2ポート。HDMI端子が1つのみなので、複数のゲーム機を接続したい場合は切替器が必要になります。PCはDisplayPort接続、ゲーム機はHDMI接続と使い分けるのが基本ですね。
スタンドはチルトのみ対応
スタンドはチルト(上25° / 下5°)のみの対応で、高さ調整、スイベル、ピボットには非対応です。約15,000円の価格帯を考えると妥当ですが、画面の高さを調整したい場合はモニターアームの導入を検討しましょう。VESA 100×100mmに対応しているので、汎用的なモニターアームがそのまま使えます。
G-SYNC Compatibleの公式認証はなし
可変リフレッシュレート技術はAMD FreeSync Premiumのみ対応。NVIDIA G-SYNC Compatibleの公式認証は取得していないようです。NVIDIAユーザーでもFreeSync経由で可変リフレッシュレートが動作する可能性はありますが、公式保証はないので注意が必要ですね。
パネル保証は1年のみ
全体の保証期間は3年ですが、パネルおよびバックライトユニットの保証は1年間に限定されています。パネル不良は1年以内に発生することが多いとはいえ、IODATAの無輝点保証のような手厚い保証と比べると心許ない印象です。
VAパネル特有の色味の癖
VAパネルはIPSパネルと比較すると、斜めから見た時の色味の変化がやや大きい傾向があります。178°の広視野角を謳っていますが、正面からの視認性を重視するFPSゲーマーにとっては実用上問題ないものの、色の正確さが重要な作業では注意が必要です。
付属はACアダプター方式
電源供給はACアダプター方式です。デスク裏の配線管理に影響する可能性がありますが、3.1kgの軽量設計を実現するために必要なトレードオフと言えるでしょう。
Acer Nitro KG241YX3bmipxのゲーミング性能

FPS / TPSゲーム:VALORANT、CS2、Apex Legends、フォートナイト
200Hzのリフレッシュレートと0.5ms(Min.)の応答速度は、FPSゲームに十分対応できるスペックです。VAパネルの高コントラスト4000:1により、暗いマップでの敵の視認性はIPSパネル以上。Black Boost機能との組み合わせで、暗所での戦闘力が向上します。
ただしVAパネルは色のにじみが発生しやすい傾向があるため、FPSプロシーンで一般的に使われるIPSやTNパネルと比較すると、動きの速いシーンでのクリアさでは一歩譲る場面もあります。カジュアル~中級者レベルのFPSプレイヤーには十分な性能ですね。
ホラーゲーム / 暗い雰囲気のゲーム
VAパネルが最も輝くのが、暗い雰囲気のゲームです。コントラスト比4000:1の深い黒表現により、ホラーゲームの恐怖感が倍増。暗闇の中から現れる敵の怖さが、IPSパネルとは段違いです。HDR10対応も暗部の表現力向上に貢献します。
映画鑑賞 / 動画視聴
VAパネルの高コントラストとHDR10対応は、映画鑑賞にも最適。黒が黒として沈み込む映像は、シネマコンテンツの臨場感を高めます。約15,000円でこの映像品質が得られるのは、コスパ面で非常に優秀ですね。
PS5 / Xbox Series X との接続
HDMI 2.0対応でPS5のFHD@120Hz出力に対応。FreeSync PremiumはPS5のVRRとも相性が良く、対応タイトルではティアリングのないスムーズな映像を楽しめます。
Acer Nitro KG241YX3bmipxのライバル比較

| モデル | パネル | リフレッシュレート | 応答速度 | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|---|
| Acer KG241YX3bmipx | VA | 200Hz | 0.5ms Min. | 高コントラスト4000:1 / HDR10 / 軽量3.1kg | 約14,980円 |
| KOORUI G2411P | IPS | 200Hz | 1ms | HDR400 / DCI-P3 90% / HDMI×2 | 約14,800円 |
| JAPANNEXT JN-238Gi200FHDR | IPS | 200Hz | 1ms | HDR対応 / HDMI×2 | 約16,000円 |
| Dell G2422HS | IPS | 165Hz | 1ms | 高さ調整スタンド / Dell保証 | 約20,000円 |
最大のライバルはKOORUI G2411P。同価格帯でIPSパネル+200Hz+HDR400と拮抗するスペックですが、VAパネルの高コントラスト4000:1はAcerの独自の強み。暗い映像の美しさを重視するなら本モデル、色の鮮やかさを重視するならKOORUIという棲み分けですね。
Acer Nitro KG241YX3bmipxはこんな人におすすめ

とにかくコスパ重視でゲーミングモニターが欲しい人
約15,000円で200Hz+VA高コントラスト+HDR10+スピーカー内蔵は、コストパフォーマンスの鬼。予算を抑えつつ高リフレッシュレートのゲーミング体験を得たい方に最適です。
暗いゲームや映画鑑賞が好きな人
コントラスト比4000:1のVAパネルは、暗い映像の表現力が段違い。ホラーゲーム、ダークファンタジー、映画鑑賞を楽しむユーザーにとって、IPSパネルでは得られない深い黒を体験できます。
初めてのゲーミングモニターに挑戦する人
約15,000円なら失敗のリスクが最小限。200Hzの滑らかさを体験して「ゲーミングモニターってこんなに違うのか」と実感するには、最適なエントリーモデルですね。
サブモニターやセカンドPCのモニターが欲しい人
メインモニターとは別に、サブ用やセカンドPC用のモニターを低予算で揃えたい方にも最適。軽量3.1kgで設置も楽々です。
まとめ——Acer Nitro KG241YX3bmipxは約15,000円で手に入る200Hzの衝撃
Acer Nitro KG241YX3bmipxは、約14,980円という驚きの価格で200Hz+VA高コントラスト+HDR10を実現した、コスパモンスターです。
VAパネルのコントラスト比4000:1による深い黒表現は、IPSパネルでは得られない独自の強み。0.5ms(Min.)の高速応答とVRB機能により、従来のVAパネルの弱点だった残像感も大幅に改善されています。
HDMI端子が1ポートのみ、スタンドがチルトのみ、G-SYNC Compatible非認証といった制限はありますが、この価格帯では十分に許容範囲。3年保証(パネル1年)も付いており、Acerの日本語サポートも受けられます。
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