【実機】BenQ MOBIUZ EX270QM レビュー｜27インチ/WQHD/IPS/240Hz の超おすすめゲーミングモニター

モニター買いあさって５０台以上！モニター専門家、モニ研（@medifav）です！

今回はBenQのMOBIUZシリーズの新作！EX270QMをレビューしちゃいます！

BenQのMOBIUZシリーズはeスポーツ特化のZOWIEと違って万人向けのスペックになってるので、ゲームもするけど仕事や動画鑑賞なんかにも使いたい、みたいな人はMOBIUZがマジでストライクなスペックになっています！

みなさん、要チェックですよ！

BenQ MOBIUZ EX270QMについて

まずはBenQ MOBIUZ EX270QMのポイントについて確認していきましょう。

とにかくBenQ MOBIUZ EX270QMの魅力はマルチ用途で使いやすい点でしょう。

BenQ MOBIUZ EX270QMのスペック紹介

まず、超簡単にスペック紹介しておきます！

メーカー	BenQ
画面サイズ	27インチ
解像度	WQHD(2560×1440)
パネルタイプ	IPSパネル
コントラスト比	1000:1
リフレッシュレート	240Hz
応答速度	1ms [GTG]
パネル表面処理	ノングレア(非光沢)
入力端子	HDMI 2.1 × 2 DisplayPort 1.4 × 1 イヤホンジャック USB Type-B ( Upstream ) × 1 USB 3.0 ( Downstream ) × 2
VESA対応	100×100
可動調節機能	前後チルト：+15°～-5° 左右スイベル：+15°～-15° 回転ピボット：なし
主な機能	DisplayHDR 600対応 メニュー操作ができるリモコン付き
寸法	‎19.4 x 60.9 x 52.2 cm
内臓スピーカー	2.1ch treVoloスピーカー
本体重量	7.6 kg ※スタンド含む
保証期間	3年保証（パネル・バックライトは1年保証）
価格	107,372円(記事作成時点)

パネルタイプはIPSパネル

IPSパネルは現実に近い色を出力できて、角度をつけて斜めとかからモニターを見ても色味が変わりにくいのが特徴の色味に強いパネル

WQHD解像度

フルHDの約1.8倍のドット数で構成されているので、映像の細かいところまで映し出されます。

ゲームや動画を綺麗に映すだけでなく、小さい文字もドット数が多いためぼやけず表示できます。

WQHDならFPSゲームで240fps出すのもそこまできつくないためちょうどいいスペックなので、マルチ用途で使いやすいですね。

リフレッシュレートは240Hz

リフレッシュレートっていうのは1秒間に何回画面を更新できるかっていう値です。

この数値が大きいほど映像が滑らかのぬるんぬるんに見えます。

次に紹介する応答速度と合わせてバトルゲームなどでも超快適なスペックです。

応答速度はGTGで1ms

応答速度というのは画面がある色から別の色に変化するときの速度のことです。

これが遅いと動きの速いゲームとかで一瞬前の映像が残像のように残って敵がぶれて見えたりします。これがいわゆる残像感ってやつですね。

GtGという最も一般的な計測方法で1msなので、FPSゲームでもばっちり使えます。

240Hz/1msってFPSゲーム向けモニターみたいなスペックなのにWQHD解像度のMOBIUZは驚きのモニターです！

モニターサイズは27インチ

個人的にこのスペックなら27インチはベストサイズ！

これ以上大きいサイズだと映像の迫力や臨場感は増すけれど、FPSゲーム用としては画面全体を視野に入れにくくてちょっと不便。

せっかくの240Hz/1msというスペックを最大限生かすと考えたらちょうどいいサイズなのがこの27インチだと思います！

気になるお値段

BenQ MOBIUZ EX270QMのお値段はAmazonで107,372円(記事作成時)

そもそもWQHD/240Hzって高いんですけど、下記に添付してあるモニ研の動画公開時より値下げしているため今がチャンス！

BenQ MOBIUZ EX270QMレビュー

ここからは実際にBenQ MOBIUZ EX270QMの実機レビューをしていきます。

開封&中身を写真付きでチェック

• 電源アダプタ
• 電源コード
• 説明書など
• DisplayPortケーブル
• HDMIケーブル
• USB3.0ケーブル
• 背面カバー
• リモコン
• 台座
• モニタースタンド
• 本体
• 保証書

モニター組み立て

モニター背面のくぼみにモニタースタンドの出っ張りをはめてあげます。

その次にスタンドの下のへこみに台座の出っ張りをはめ、台座の下にあるネジを手回しで回します。

最後に台座の底にこのパーツをくっつければ完成です！

本体デザイン

• 製品サイズは‎19.4 x 60.9 x 52.2 cm
• ベゼル：約1mm（非表示領域1.1cm)

背面デザイン

後程紹介しますが回転ピボットがないため縦置きしたい人は別途モニターアームを付ける必要があります。

もちろん背面のライトは色彩パターンを変えたりオフにしたりなどのアレンジが可能です。

台座デザイン

台座は従来のMOBIUZと同じく三点倒立型。

入力端子

入力端子は左から

• HDMI 2.1 × 2
• DisplayPort 1.4 × 1
• イヤホンジャック
• USB Type-B ( Upstream ) × 1
• USB 3.0 ( Downstream ) × 2

USBハブ機能も搭載されているので使い勝手がいいモニターです！

BenQ MOBIUZ EX270QMの性能を検証

スタンド性能

画面をベストなポジションに配置でき、快適にゲームを楽しめます。

• 前後チルト：-5°～＋15°
• 左右スイベル : -15°～＋15°
• 回転ピボット：なし

前後チルト

モニタの首を上下に角度調整できるチルト機能に対応しています。最大で手前側に15°、奥側に5°まで傾けることができます。

左右スイベル

左右の首振り（スイベル）も同様に左に15°、右に15°まで傾けられます。

回転ピボット

回転ピボットには対応していません。

このスペックのモニターを縦置きする人はなかなかいないと思うので特に問題はないかと思いますが、必要な人はVESA100×100に対応しているのでモニターアームを別付けするといいと思います。

視野角について

IPSパネルなので視野角はもちろん広いです。

斜めから見てもこの通り上下左右178°の広い視野角を誇ります。

画面プリセットをチェック

画面プリセットごとにいじれる詳細設定が違います。

DisplayHDR600

さらにこのモニターはDisplayHDR600にも対応しています！

DisplayHDRは600から仕組みが変わってモニターのバックライトを細かく区切って明るさを調整します。

そのため、明暗差のある映像も繊細に表現することができます、

ちなみにもこのHDRにもプリセットがあって自分好みに調整できるのが素晴らしい。

色味・色域

モニターの出せる色の範囲である色域はDCI-P3カバー率：98％とかなり広いです。

クリエイティブ系の仕事でもある程度は使えるんじゃないかな、というレベル。

実際に色味はすごく綺麗です。

メニュー機能

EX270QMはリモコン付き！

リモコンがあるとモニター設定をいじるのがとても楽なのでありがたいポイント。

画面プリセットの他にも、目に優しい設定やオーディオ設定などがここでできます。

内臓スピーカー

そしてスピーカーは2.1ch treVoloスピーカーを搭載

こちらはMOBIUZおなじみですね。

選べるサウンドモード5種類（FPS、RCG、SPG、シネマ、ライブ/ポップ）

BenQ MOBIUZ EX270QMで実際にゲームをプレイ

Valorant&ARK

今回はテストのためにRTX 3060Tiのパソコンでプレイしましたが、WQHDの最高画質設定でも余裕で240fps前後出せました。

ただスキルが飛んできてるときとかは240fpsを割るので、画質設定を調節して安定して240fps出せるようにすることをお勧めします。

まとめ

というわけで、BenQ MOBIUZ EX270QMのレビューをさせていただきました！

ざっくりポイントをまとめると

MOBIUZの一つの完成形って感じでしたね。

WQHD/240HzでDisplayHDR600にも対応ですからね。

スピーカー性能も高いのでこれ一台で全てが叶う印象。

高解像度で最高リフレッシュレートを出したい人は、検討してみてはいかがでしょうか！

また「BenQ MOBIUZ EX270QM」についてはモニ研のYouTubeでも詳しくレビューしています。ぜひこちらもチェックしてください！