ゲーミングPCにするメリット一覧!普通のパソコンではできないこと全て教えます

モニター買い漁って50台以上!こんにちは、モニター専門家のモニ研(@medifav)です。

ゲーミングPCは値段が高いからゲームのためだけに買うのはもったいない、と感じる方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は一般的なPCと比較をしつつ、ゲーミングPCではゲーム以外にどのようなことができるのかを解説します。

高い買い物なので慎重に選びましょう!

目次

ゲーミングPCはゲーム以外も快適

最初に結論からお伝えすると、ゲーミングPCはゲーム以外でも快適に使えます。

理由としては一般的なPCと比べて、ゲーミングPCは高性能なパーツを搭載しているためです。

PCの主なパーツには、パソコンの頭脳となるCPU、映像の処理を担当するGPU、同時に作業できる量に影響するメモリなどがあります。

これらのパーツがPCの性能を大きく左右しますが、ゲーミングPCはランクが高いパーツが搭載されています。

PCでゲームを快適にプレイするには、各パーツに高い性能が求められるためです。

分かりやすいように、一般的なPCと各パーツを比べてみましょう。

CPUの比較

まず、PC全体の処理を担当するCPUですが、エクセルやワードなどのオフィスソフト・YouTubeでの動画鑑賞などに使うだけでしたら、インテルのCore iシリーズの中で一番ランクが低いCore i3で問題ありません。

ゲーミングPCの場合、何のゲームをするのかにもよりますが、基本的にはCore i5以上が望ましいとされています。

ミドルスペックのゲーミングPCであれば、Core i7以上が搭載されています。

一般的な用途で使うのであれば、Core i3でも問題ない作業をCore i5でするのですから、より速度が速くなるなど快適に使用可能です。

メモリの比較

次にメモリについて比較してみます。

メモリは容量が多いほど、同時に作業できる量が増えます。

CPUがPCの頭脳だとすると、メモリは机の広さに例えられます。

いくら頭が良くても、狭い机では同時に多くの作業をすることができません。

メモリは4GB・8GB・16GB・32GBが主流です。

一般的なPCは8GBが搭載されているのに対し、ゲーミングPCは16GB以上が望ましいとされています。

メモリが16GBあれば、ゲームをしながら録画をしたり、動画配信をすることも可能です。

8GBでもエクセルを開きながらネットサーフィンをしたり、YouTubeを見たりしても特に重いとは感じないでしょう。

一般的な用途に使うのであれば、8GBもあれば不便することはありません。

ゲーミングPCが活躍する使い方とは

続いては、ゲーミングPCが活躍する使い方について解説します。

3Dなど映像処理に使用する

一般的なPCとゲーミングPCの一番の違いは、映像の処理を担当するGPUにあります。

一般的なPCはマザーボードやCPUが内蔵しているグラフィックス機能を使います。

これを「オンボード・グラフィック」と言います。そのため、GPUは搭載されていません。

これに対しゲーミングPCは、独立したGPUを搭載しているため、3Dなど映像処理に関する能力がずば抜けています。

つまり、3Dを使う場面では、一般的なPCよりも活躍できるということです。

例えば、Google Earthや設計ソフトのCADなどもGPUを使用します。

クリエイター用途で使用する

また、各種分野のクリエイター向けとしても、ゲーミングPCは活躍します。

例えば、PCでのイラスト制作や作曲家のDTM、WebデザイナーのWebサイト構築などは重い処理が多いですが、強力なCPUやメモリを搭載しているゲーミングPCであれば、それほど苦になりません。

音楽や写真などを大量に保存できる

その他にも、ゲーミングPCはストレージ容量が多いという特徴もあります。

ストレージとはHDDやSSDのことで、ソフトウェアや写真・音楽などを保存しておく役割があります。

ゲームの容量は200GBを超えるような大きいものもあるので、ストレージ容量が小さいとほとんどゲームを保存できません。

ストレージ容量が大きいと、ゲーム以外にも音楽や写真、動画などもたくさん保存可能です。

動画編集をしているとかなりのストレージ容量が必要になるので、クリエイターにとっても嬉しいポイントではないでしょうか。

マルチモニターで使用する

ゲーミングPCが活躍する使い方は、まだまだあります。

みなさんはマルチディスプレイやトリプルディスプレイで作業をしたことがあるでしょうか?

ディスプレイが増えると作業範囲が広がるので、効率が劇的に上がります。

また、株式トレーダーのように多くの情報を瞬時に判断する場合にも有効です。

ディスプレイを増やせる数は、PCの映像出力ポートの数に左右されます。

一般的なPCはデュアルディスプレイでしたらほとんどが対応可能です。トリプルディスプレイ以上になると、対応していないPCが多くなります。

ゲーミングPCであればCPUに複数の映像出力ポートが付いているので、トリプルディスプレイもクアッドディスプレイも可能です。

ゲームをしないのであればゲーミングPCは買うべきでない?

続いては、ゲームをしないのであれば、ゲーミングPCを買うべきではないのか、について解説します。

ここまでで説明したように、ゲーミングPCは一般的なPCと比べて高い性能を持っています。

「それなら高性能なゲーミングPCを買えばいい。」

と感じるかもしれません。

しかし、ゲームをしないのであれば、ゲーミングPCの購入にはデメリットがあります。

ゲームをしないのにゲーミングPCを購入するデメリットはこちらです。

①オーバースペックになる

まず、「オーバースペックになる」ですが、ゲーミングPCは負荷が激しいゲームにも耐えられるように高性能なパーツを搭載しています。

そのため、一般的なPCが5万円ほどで購入できるのに対し、ゲーミングPCは最低でも10万円は必要です。

ネットサーフィンやエクセル・ワードなどのオフィスソフト、動画視聴に使用するくらいであれば、一般的なPCで十分です。

10万円も出してゲーミングPCを購入する必要はありません。

一般的な用途だけでなく、CADなどの3Dソフトや動画編集を行う場合は、高性能なパーツが必要となるのでゲーミングPCでもいいでしょう。

②クリエイターが使う場合、メモリ不足になる可能性がある

ゲームをしないのにゲーミングPCを購入するデメリットの2つ目は「クリエイターが使う場合、メモリ不足になる可能性がある」です。

ゲーミングPCのメモリは16GBが主流であるのに対し、クリエイター向けPCは16GBが基本で、32GB・64GBを搭載しているものも多いです。

例えばクリエイターに人気のAdobe Creative Cloudを使用する場合、16GBでも動作しますが快適に使用するには32GB以上が欲しいところです。

イラストや印刷物を制作するDTPなどにPCを使用するのであれば、32GB以上が推奨されます。

このように、クリエイターPCには大容量のメモリが必要となります。

ゲーミングPCは高性能だからクリエイターでも使えるだろうと思って購入すると、メモリが不足する可能性があります。

ゲーム以外にも使う場合のゲーミングPCの選び方

最後にゲーミングPCを、ゲーム以外の用途でも使用する場合の選び方を解説します。

ゲームの推奨スペックを確認する

ゲーム以外の用途でも使用するゲーミングPCの選び方の第一段階は、「プレイしたいゲームの推奨スペック」を確認しましょう。

各ゲームの公式サイトには、そのゲームを快適に動かすために必要なPCのスペックが記載されています。

例えば、人気FPSゲームのApex Legendsの推奨動作環境はこちらです。

この推奨スペックはフレームレートが60fpsの場合です。

フレームレートとは画面が一秒間に何回更新されるかの値です。

フレームレートが高いほど動きが滑らかになり、敵を視認しやすくなります。

週末の趣味レベルで楽しむのであれば、60fpsで問題ありませんが、ランキング上位を目指すなどの場合は、より高スペックな環境が求められます。

また、比較的重いゲームとされるファイナルファンタジー15の推奨環境はこちらです。

ファイナルファンタジー15のようにグラフィックが美しいゲームの場合、やはり4Kでプレイしたくなります。

4Kでプレイする場合、

CPUはCorei7

GPUはGeForceのGTX1080Ti

メモリは16GB

など高いスペックが要求されます。

このように、まずはプレイしたいゲームの推奨環境をチェックしましょう。

別のゲームもプレイしたくなる可能性が高いので、できれば推奨スペック以上の性能を持ったパーツを組み合わせると後から困らないでしょう。

クリエイター用途でPCを使うか確認する

推奨スペックを確認できたら、第二段階に移ります。

第二段階でのチェック項目は、動画編集やイラスト制作などクリエイター用途にPCを使うかどうかです。

クリエイター用途で使用するのであれば、メモリが16GBだと足りなくなる可能性があるので、32GBや64GBを検討しましょう。

ワードやエクセルなどのオフィスソフト、YouTubeなどでの動画鑑賞、ネットサーフィンに使用するくらいなら、ゲームの推奨スペックのまま購入しても構いません。

ただし、ゲーミングPCではオーバースペックになる可能性があるので、そこまでの性能が必要かを考えてから購入してください。

メモリ容量による作業の目安はこちらの通りです。

8GB:エクセルやワードなどのオフィスソフト

16GB:Adobe Creative Cloudでの簡単な作業

32GB:Adobe Creative Cloudでのイラスト制作やDTPなど本格的な作業

64GB:Adobe Creative Cloudでの本格的な動画編集など特にメモリを必要とする作業

クリエイターの作業の快適性は、メモリ以外のパーツにも影響するのであくまで目安としてください。

クリエイター用途で使う場合はメモリに注意が必要ですね…!

まとめ

以上、ゲーミングPCはゲーム以外にも使えるのかについて解説しました。

ゲーミングPCはハイスペックなので、ゲーム以外にも幅広い用途に使用可能です。高い性能のPCを使えば作業効率が上がり、テレワークで仕事をする場合でも生産性が上がるでしょう。

ただ、クリエイターが動画編集やイラスト制作など大容量のメモリが必要な場合は、ゲーミングPCだと性能が不足するかもしれません。

自分が行う作業に必要なメモリを計算してから、ゲーミングPCを購入するようにしましょう。

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この記事を書いた人

ゲーム好きが高じて、ゲーミング向けを中心に50台以上のモニターを買い漁ったガジェットオタクの20代です。好きなジャンルはFPSやTPSで、月のゲームプレイ時間は200時間ほど。
数多くのゲーミング機器を触ってきた経験を活かし、ブログとYouTubeでガジェットレビューを中心に活動しています。

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