こんにちは、モニ研(@medifav)です。今回は、製品のコスパの良さからたびたびSNSで話題に上がっている「Pixio」のゲーミングモニターについてまとめていきます。

Pixioはいまゲーミングデバイス業界が大注目しているモニターメーカーです!
目次
Pixioとは?

Pixioは2016年にアメリカ・カリフォルニア州のコアゲーマーによって設立された新進気鋭のモニターメーカーです。(公式サイト:https://www.pixiogaming.jp/)
「ゲーマーの、ゲーマーによる、ゲーマーのためのモニターメーカー」をスローガンとしており、ゲーミングモニター業界でも大きな注目を集めています。
Pixio製モニターの特徴は何と言ってもコストパフォーマンスの高さでしょう。卸売業者へのマージンや広告コストなどをカットすることで、低価格で最高品質の製品をAmazonなどのオンラインストアを中心に販売しています。
ゲーミングモニターオタク界隈では「ゲーミングモニターでどれがいいか分からなかったら、とりあえずPixio買っとけば大丈夫」とも言われている信頼のおけるメーカーです。

コスパで比較すると結局Pixio製品に辿り着いてしまうんですよね…!
Pixio ゲーミングモニターおすすめランキング
ここからはモニ研がおすすめするPixioのゲーミングモニターをランキング形式で紹介していきます。
どれもおすすめの製品なので、自分の予算や求めるスペックに合ったゲーミングモニターを選んでください。
No.1 Pixio PX5 HAYABUSA2
モニ研が最もおすすめするPixioのゲーミングモニターは「Pixio PX5 HAYABUSA2」です。
注目ポイントは現行最高クラスのスペック「応答速度1ms&リフレッシュレート240Hz&IPSパネル搭載」のゲーミングモニターを4万円ほどで買えてしまう驚愕のコスパの高さでしょう。
価格が安いからといって性能面で劣っていることもなく、HDR対応やFreeSync対応など、映像面でのゲームに勝つための独自機能も充実しています。これらの機能はFPSやTPSゲーマーには特におすすめですね。
低価格ながら可動性の高さも備えており、高さ調節はもちろん、向き調節(スイベル)、傾き調節(チルト)、回転(ピボット)に完全対応しています。ピボットによって画面を縦に設置することも可能です。
個人的にはスタイリッシュなデザインがお気に入りで、ベゼルが約1mm幅となっているためマルチディスプレイ時にも隙間なく連結させることができます。
ただし、その人気が仇となり欠品が多いことに注意が必要です。在庫があればすぐにポチっておくことをおすすめします。(まもなく生産終了との噂も…)
※「Pixio PX5 HAYABUSA2」についてはこちらの記事で詳しく解説しています
No.2 Pixio PX247

- リフレッシュレート:144Hz
- 応答速度:1ms(GtoG)
- 解像度:1920×1080(フルHD)
- モニターサイズ:23.8インチ
- パネルタイプ:IPS
- 接続端子:HDMI ×2、DisplayPort x1
- VESA規格対応:75mmピッチ
- 内蔵スピーカーの有無:有
- 価格:21,980円〜
PCスペックの関係から「240Hzは必要ない」という方には、144Hz対応ゲーミングモニター「Pixio PX247」が第一の選択肢です。
リフレッシュレート144Hz&応答速度1ms(GtoG)というスペックは、どんなゲームでも一段階上のプレイ体験が味わえるでしょう。「ゲーミングモニターを初めて買う」という方にもおすすめの、とりあえずこれを買っておけば間違いない製品です。
FreeSync・G-SYNC(Compatible)やOverdriveなど、ゲーミングに特化した機能が搭載されており、いま流行りのApexやFortniteをプレイしたいという方にもおすすめです。
75mmピッチのVESA規格に対応しているため、モニターアームでの利用もOKです。すべてのゲーマーにおすすめできるゲーミングモニターのスタンダードと言えるスペックになっています。
注意点としては、PX5 HAYABUSA2と同様に大人気のため欠品しがちです。欠品時はAmazonだけでなく、楽天やヤフーショッピングの在庫も確認してみてください。
※購入者の感想
No.3 Pixio PXC243

- リフレッシュレート:144Hz
- 応答速度:3ms(GTG)
- 解像度:1920×1080(湾曲フルHD)
- モニターサイズ:23.6インチ
- パネルタイプ:VA
- 接続端子:HDMI1.4 x 1、 DisplayPort1.2 × 1、DVI x 1
- VESA規格対応:75mmピッチ
- 内蔵スピーカーの有無:有
- 価格:21,980円〜
FPSやTPSゲームを中心にプレイしているという方には、没入感が高まる湾曲型モニターに手を出してみるのもおすすめです。
「Pixio PXC243」は144Hz対応ながら、2万円以下で買える大人気の湾曲ゲーミングモニターです。
特徴としては、モニターでも珍しいVAパネルを採用していることが挙げられます。VAパネルの特徴として、コントラス比が「3000:1」とTNパネルやIPSパネルの「1000:1」に比べて非常に高く、明るいところと暗いところをよりハッキリと描画できるというメリットがあります。
実際に使用したところ、発色もよく、ゲームだけではなく映画などの動画鑑賞にも向いているモニターであると感じました。
もちろんFreeSync・G-SYNC(Compatible)・DCRなど、独自機能も充実しているため、安いからといって性能が悪いということはありません。
こちらのゲーミングモニターについてはYouTubeでも紹介しているのでぜひチェックしてください。
※「Pixio PXC243」についてはこちらの記事で詳しく解説しています
No.4 Pixio PX277 Prime

- リフレッシュレート:165Hz
- 応答速度:1ms(MPRT)
- 解像度:2560×1440(WQHD)
- モニターサイズ:27インチ
- パネルタイプ:IPS
- 接続端子:HDMI2.0 x 2、 DisplayPort1.2 × 1
- VESA規格対応:100mmピッチ
- 内蔵スピーカーの有無:無
- 価格:37,980円〜
「Pixio PX277 Prime」は27インチ・WQHD(2560×1440)IPSパネル搭載の、一般的なゲーミングモニターよりサイズが大きめとなる製品です。
一般的にゲーミングモニターの最適サイズは23〜24インチとされていますが、モニターとの距離をやや離した状態で使いたいという方には27インチでも問題ありません。
※参考:モニターとの距離と最適な画面サイズ
- 一般的なデスク(距離80〜90cm):23〜24インチ
- 少し離れて座る(距離100〜110cm):27〜28インチ
- リビングで使う(距離120〜130cm):32〜33インチ
解像度がフルHDの1.8倍のWQHDとなるため、画面の鮮やかさや鮮明さが求められるRPGゲーム・SLGゲームには特におすすめです。
注意点としては、WQHD解像度で最大リフレッシュレート165Hzを実現するためには「DisplayPort」で接続する必要がある点です。HDMIで接続した場合は144Hzまでしか出ないので気をつけましょう。
HDMI1.4 | HDMI2.0 | DisplayPort1.2 | |
フルHD解像度/ 最大リフレッシュレート | 1920×1080 / 144Hz | 1920×1080 / 240Hz | 1920×1080 / 240Hz |
WQHD解像度/ 最大リフレッシュレート | 2560×1440 / 75Hz | 2560×1440 / 144Hz | 2560×1440 / 165Hz |
※購入者の感想
No.5 Pixio PX329

- リフレッシュレート:165Hz
- 応答速度:5ms(OD使用時)
- 解像度:2560×1440(WQHD)
- モニターサイズ:31.5インチ
- パネルタイプ:VA
- 接続端子:HDMI2.0 x 2、 DisplayPort1.2 × 2
- VESA規格対応:100mmピッチ
- 内蔵スピーカーの有無:無
- 価格:36,980円〜
beatmania IIDX INFINITASなどの音ゲーマーに人気なのが「PX329」です。モニターサイズが31.5インチと大型ながら、リフレッシュレートは165Hzまで対応しています。
解像度は先ほど紹介した「PX277 Prime」と同等の2560×1440(WQHD)で、パネルタイプは価格の安いVAを採用しているため、31.5インチながら実売価格はPX277 Primeよりもわずかに安くなっています。
FreeSync・G-SYNC(Compatible)・Overdriveなど、残像感を低減して滑らかさを向上させる機能もしっかりと充実しています。
31.5インチのゲーミングモニターは種類も少ないため、使用したい環境がマッチしている場合はおすすめですが、FPSやTPSで使うと画面に酔ってしまう恐れがあるため、しっかりと用途を見極めて購入するようにしてください。
※購入者の感想
Pixioモニターの返品方法について
購入したPixioモニターに不具合があった場合は下記のサイトから手続きすることが可能です。
返品無料サービスを利用するための条件は、以下の2つです。
- 注文日から30日以内
- 新品同様のコンディション
商品を返品するためには、まず製品登録フォームから製品登録をします。
次に返品規定に関するガイドラインを確認して、問題ないようであれば「修理/交換/返品の申請フォーム」より手続きを進めましょう。
モニター選びで知っておきたい知識
最後にモニター選びで知っておきたい基礎知識について簡単に確認しておきましょう。
応答速度とは?
モニターは液晶パネルにかける電圧の強さで画素を調整し、色彩を変化させて画面を表示します。この電圧の調整による「色の変化」の速度を表すのが応答速度です。応答速度が速ければ速いほど映像の残像感が少なくなり、映像はなめらかに見えます。
色の変化については、以下の2パターンのどちらかで測定されます。
①画面の色が「黒→白→黒」と変化するときにかかる時間

②画面の色が「グレー → 別のグレー」と変化するときにかかる時間(GtoG)

最近では「グレー → 別のグレー(GtoG)」の速さを記載している商品がほとんどです。その理由はゲーミングモニターに必要となるカクつきや残像感を軽減するためには、中間色の変化の速さが重要だからです。
応答速度はパネルのタイプによってその速さに違いがあり、主に「TNパネル」のモニターが応答速度の速いものが多いです。しかし、最近では「IPSパネル」や「VAパネル」を採用したモニターでも、企業の開発努力により応答速度がTNパネル並みのモニターが数多く販売されています。
なお、応答速度は基本的にアクションの激しいFPSゲームなどで重要視される項目であるため、ネットサーフィンや動画鑑賞などではあまり気にする必要はありません。詳しくはこちらの記事で解説しています。
リフレッシュレートとは?
リフレッシュレートとはモニターが1秒間にどれくらいの頻度で画面を更新するかをあらわす数値です。

研究員A
そもそもリフレッシュレートってなんですか?
リフレッシュレートは映像の滑らかさを表す数値だよ!

モニ研
パラパラ漫画をイメージするとわかりやすいでしょう。1秒当たりのコマ数を増やせば滑らかな動きに見え、逆にコマの数を減らすとパラパラ漫画は飛び飛びの動きだったり、カクついて見えたりします。

つまり、リフレッシュレートが高いほどゲームの映像がスムーズに描写され、ハッキリと視認しやすくなります。
現在市販されているモニターは、
- 60Hz
- 75Hz
- 144Hz
- 240Hz
大まかにこの4種類で、60Hz < 75Hz<144Hz<240Hzの順で性能が高くなります。(165Hzや280Hzなど一部例外的な仕様のモニターもあります。)
特に動きが激しく、一瞬の判断を求められるFPS・TPSなどのジャンルでは高リフレッシュレートのモニターの使用がおすすめです。リフレッシュレーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
視野角とは?

液晶ディスプレイにおける「視野角」とは「画面を斜めから見たとき、問題なく見ることができる角度」をあらわしています。
画面を真正面から見たときを0°として、そこから上下左右に動いても正常に見える範囲を角度で示します。
たとえば、画面が真正面から右に85°、左に85°動いても正常に見えるとき、その視野角は「水平170°」(85°+85°)と表記されます。もしくは「左右170°」と表記される場合もあります。
この角度が広ければ広いほど、さまざまな方向からモニターを見ることができます。
ちなみに、視野角の測定で「正常に見える」基準は、一般的にコントラスト比(白と黒を表示した場合の輝度の差)10:1とされています。
ただしメーカーによっては基準が異なるため、視野角の数値はあくまでも参考程度にとどめ、可能な限り現物やレビューを確認するようにしましょう。
Pixioゲーミングモニターのおすすめ人気ランキング まとめ
以上、モニター専門家によるPixioゲーミングモニターのおすすめランキングでした。
なるべく多くの方の参考になる記事としたかったため少し長くなってしまいましたが、この記事を参考に自分に合ったモニターをぜひゲットしていただけると嬉しいです。
またこの記事のコメント欄にてご連絡いただければ、随時個別の相談にも対応していますので、ぜひお気軽に声をかけてください。

モニ研
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