【実機】STORM PG-PXT13 レビュー|RTX 4090・Core i7-13700KハイエンドゲーミングPC

モニター買い漁って50台以上!こんにちは、モニター専門家のモニ研(@medifav)です。

今回はとんでもないモノをレビューをしていきます!

STORMから新発売となった今世紀最高にハイスペックなゲーミングPC「PG-PXT13」!

STORMさんからはエントリーモデルのモニ研コラボPCも発売していますが、こちらは現行最強クラスの性能を搭載した、完全にガチ勢向けモデルです。

このゲーミングPCがあれば、240fps以上の高フレームレートでゲームをプレイできるのはもちろん、4Kでゲームをしたいという方や3DCGをゴリゴリに動かしたいという方も絶対に満足できる仕様になっています!

ゲーミングPCの肝になるグラボとCPUもとんでもないスペック。

10月に発売されたばかりの最強グラフィックボード「GeForce RTX 4090 24GB」

そしてインテルの第13世代CPU「Core i7 13700k」を搭載しています。

今回は、

「このスペックがヤバいゲーミングPCを使えば、どれだけゲームを快適にプレイできるのか?」

をテストしていきます!

目次

STORM PG-PXT13について

まず、STORM PG-PXT13のポイントについて確認していきましょう。

STORM PG-PXT13のポイント
  • RTX 4090・Core i7-13700Kの高性能パーツを搭載
  • 4K/144Hzのゲーミングモニターを活かせる性能
  • 簡易水冷クーラーで静音性もあり
  • 性能も価格も超ハイエンド

このレベルのハイエンドマシンを試せる機会はなかなかないので、どれくらいの性能があるのか楽しみです。

RTX 4090は2022年10月22日に発売された最新のGPUです。

STORM PG-PXT13のスペック

メーカーSTORM
ケースブラックorホワイト
OSWindows11
CPUIntel Core i7-13700K
CPUクーラーPhanteks GLACIER ONE 240 T30
マザーボードZ790 WIFI DDR5
メモリ16GB(8GBx2) DDR5-4800 
GPUGeForce RTX 4090 24GB 
SSD高速NVMe SSD 1TB
電源1200W 80PLUS GOLD電源
保証1年間
価格549,800円(税込み、記事作成時)
*上記は標準構成です。各パーツは注文時にカスタム可能です。

GPUはGeForce RTX 4090 24GB

GPUはGeForce RTX 4090 24GBを搭載しています。

単品で買うと30万円くらいですね。

重量は2kg。

値段もすごいですが、サイズもかなりぶっ飛んでます。

iPhone2つ分よりも横幅が大きいです。

RTX 4090は、RTX 3090と比較して最大2倍の性能と電力効率を実現した最新グラボです。

RTX 4000番台のシリーズには、AIが存在しないフレームを生成してくれる機能があるので、高画質でのゲームプレイにはめちゃくちゃ適しています。

ちなみにこの機能を使うと入力遅延が増加するので、FPSゲームしかやらんという方には不要ですね。

GPU(グラフィックボード)については、以下の記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

グラフィックボードとは?おすすめモデルや選び方をゲーミングPCの専門家がわかりやすく解説

CPUはCore i7 13700K

CPUはインテルの第13世代CPU「Core i7 13700K」を搭載してます。

末尾のKというのは、「オーバークロック対応ですよ」っていうのを示してます。

CPUのスペックは16コア24スレッドで、基本的には前世代の最上位モデル「Core i9 12900」と同等の性能を持った最上位クラスの仕様です。

コア数というのは、CPUの殻のなかに入ってる料理人の数で、スレッド数っていうのはコンロの数だと思っておけばOKです。

ちなみに単品で買うと7.5万円くらいです。

CPUについては、以下の記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

CPUとは?おすすめモデルや選び方をゲーミングPCの専門家がわかりやすく解説

CPUクーラー

CPUクーラーは、240mmの簡易水冷クーラーを搭載!

メモリは16GB

メモリはDDR5 16GBが搭載されています。

16GBあればゲームをプレイする分にはまったく問題ありません。

でも、32GBあった方が安心なので、予算に余裕がある方はカスタマイズしましょう。

ストレージはSSD1TB

ストレージはSSDの1TBが搭載されています。

これだけあれば、ゲームを常時10本以上は保存しておけるので十分でしょう。

STORM PG-PXT13のデザイン

STORM PG-PXT13に電源を入れた状態がこちら!

ケースはモニ研コラボモデルと同じですね。

デザインはブラックですが、注文時にホワイトを選択することも可能。

本来はサイドパネルは強化ガラスですが、いまは撮影のために外しています。

前面のデザイン

前面はメッシュ状になっていて、ファンが2つ付いています。

背面にもファンが付いていて、ゲーミングPCらしく光り輝くライティング付きです。

STORM PG-PXT13でゲームをプレイ

続いてゲーマーとしては一番気になるであろう、実際にどれくらいのfpsが出るのか確認していきましょう!

オーバーウォッチ2

まずは最近流行りのオーバーウォッチ2!

このゲームは比較的軽いゲームなので、画質設定を最高にしていてもフルHDで450fpsくらい出ました。

めちゃめちゃ混戦で重いシーンでも360fpsは出てたので、360Hzのゲーミングモニターを使っていてもフルに活かせる性能ですね。

オーバーウォッチ2はスキルのエフェクトが派手だったりしますが、マップはそこまで広くないです。

そのため、ゲーム自体はかなり軽いので、画質設定を落とせばRTX 3080でも300fpsくらいで安定します。

正直使ってみてRTX 4090はオーバースペック感がありましたね。

Apex Legends

ApexLegendsもフルHDの画質設定最高で余裕で240fps張り付きでした。

処理の軽い射撃訓練所ではなく、カジュアルマッチに潜りましたが全然240fpsから落ちる気配もなく、安定していました。

ちなみにRTX 3090では、最高設定だと200fpsくらいしか出ないので思ってたより性能差ありますね。

VALORANT

VALORANTもプレイしましたが、このゲームはグラボへの負荷はかなり軽く、フレームレートがCPU性能にめちゃめちゃ依存しています。

なので、RTX4090の恩恵がかなり薄いです。

実際プレイしてみましたが、RTX 3080を積んでるときとあんまり変わらないですね。

フルHDの高画質設定で、フレームレートはほぼ常に300fps以上をキープしていたので、プレイは超快適です。

Cyberpunk 2077

そして最後にテストしたのはCyberpunk 2077!

最近のゲームの中でもダントツで重いゲーム。

グラフィックがめちゃめちゃ綺麗なのでゲーム内を歩いているだけでも楽しいゲームです。

でも、重すぎて最高画質の4Kレイトレーシング設定だと、推奨スペックがRTX 3080とかいう化け物。

そんな激重ゲームですが、画質設定ウルトラ(最高)+レイトレーシングオンで4K解像度の一番重い設定でベンチマークテストをしてみた結果、

  • 平均110fps
  • 最低72fps
  • 最高147fps

とグラフィック重視のゲームなら快適といえるレベルのフレームレートが出ました。

RTX 3080だと平均50fpsくらいしか出てなかったので、かなりの大躍進ですね。

このバカ重たいゲームで、これだけのスコアを出せるのはマジですごい。

まあDLSSというアップスケーリング機能を使用しているのですが、実際使ってみるとネイティブ4Kとほとんど差を感じないレベルで綺麗なので、DLSSは前提でいいと思います。

ちなみに、DLSSオフのネイティブ4Kだと30fpsくらい落ちて平均80fpsくらいになります。

発熱について

どのゲームをプレイしていても、グラボやCPUの温度も安定していました。

どちらも50°Cから60°Cくらいで、冷却性能も高いです。

しかも、うるさくない!

これが240mm簡易水冷クーラーの静音性ってやつですね!

科学の力ってすごい!

STORM PG-PXT13のレビューまとめ

というわけで、STORM PG-PXT13をレビューさせていただきました!

ざっくりポイントをまとめると

STORM PG-PXT13ポイントまとめ
  • フルHDなら高画質で240fps安定、画質設定を落とせば300 fps安定も
  • 4K/144Hzのゲーミングモニターを活かせる最強性能
  • グラフィック重視のゲームを4K+レイトレで遊ぶのに最適
  • 240mm簡易水冷クーラーで温度も安定して静音性も高い
  • 価格も性能も超ハイエンド

そんな感じ!

最強のグラボですね、コレ。

サイバーパンクで、4Kレイトレーシングで平均110fps出るのはマジですごい!

4K/144Hzのゲーミングモニターを現状最大限活かせるグラフィックボードですね。

フルHDのゲーム性能は正直、RTX 3080以上のグラボを持っていればそこまで変わりません。

300fpsを維持したまま画質設定を上げれるようにはなりますが、300fpsとか必要なゲームってFPSゲームくらいだと思うので、そういったゲームは画質設定を上げる意味があまりないです。

どちらかというと、4Kで高フレームレートを出したい、レイトレーシングも使いたい、みたいなグラフィック重視のゲームを超快適な環境でプレイするためにRTX 4090を使うのが正解かな。

今後、サイバーパンクのような重たいゲームが出てきたときには大活躍してくれるでしょうね。

動作音はわりと静かで、3060Ti搭載のモニ研コラボモデルや3080搭載の自作PCと比較してもあまり変わらなかったです。

今回は実際のゲーム性能に絞って紹介しましたが、細かいベンチマークスコアだとかは自作ガチ勢の方々がすでにガッツリやっています。

気になる方はいろんな方の動画を見てみてください!

RTX 4090買ってる人はガチ勢ばっかりなのでおもしろいですよ。

ちなみにお値段は約55万円とお高いんですが、このスペックの他社製品と比較すると普通に安いです。

55万円が安いって金銭感覚が狂いそうですけどね。

また「STORM PG-PXT13」についてはモニ研のYouTubeでも詳しくレビューしています。

ぜひこちらもチェックしてください!

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この記事を書いた人

ゲーム好きが高じて、ゲーミング向けを中心に50台以上のモニターを買い漁ったガジェットオタクの20代です。好きなジャンルはFPSやTPSで、月のゲームプレイ時間は200時間ほど。
数多くのゲーミング機器を触ってきた経験を活かし、ブログとYouTubeでガジェットレビューを中心に活動しています。

お仕事についての問い合わせはメールでお待ちしております(個別の質問等には対応していません)↓
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