ニター買い漁って50台以上!こんにちは、モニター専門家のモニ研(@medifav)です。
子どものころは誰でも「ゲームをしながら暮らせたらなぁ」と思ったことがあるのではないでしょうか。
eスポーツの発展によりそんな夢が現実になってきています。
そこで今回はゲームで収入を得て生活しているプロゲーマーや、プロゲーマーが使用しているPCのスペックについて解説します。
プロゲーマーはどんな職業?
まずはプロゲーマーとはどのような人たちなのか説明していきます。
プロゲーマーとは、ゲームを生業として生活している人たちです。
ゲームでお金を稼ぐには、eスポーツの大会で賞金を獲得する・スポンサー企業から契約金をもらう・動画配信をして広告収入を得るなどがあります。
プロゲーマーとは、特にeスポーツの大会に出場して賞金を稼いでいる人たちのことを指します。
eスポーツとはコンピューターゲームやビデオゲームを使った対戦を、スポーツとして捉える際の名称です。
eスポーツという名称は2000年代から使われていましたが、特にここ数年で爆発的に広まりました。世界的にはeスポーツのワールドカップが開かれています。
日本でも部活動でeスポーツ部ができたり、eスポーツの専門学校も誕生しました。
日本のプロゲーマーの中には年収が1億円を超える人もいます。
大会の規模が大きい海外では年収が7億円を超すプロゲーマーもいるようです。
年収数億円と聞くと非常に夢のある話ですが、実力がモノを言うとても厳しい世界です。
プロゲーマーになるには大会で好成績を収めなくてはならないので、第一にゲームの実力が必要です。
大会で上位になれば賞金貰えたり、スポンサーが付いたり、イベントに呼ばれたりと収入源が出来てきます。
ただ、勝ち続けるには技術を磨き続ける努力が必要です。
ゲームの技術だけでなく瞬発力や判断力、大会でも普段通りに力を出せる精神力も求められます。
単にゲームを楽しんでいるだけではたどり着けないのがプロゲーマーです。
かなり厳しい世界ですね…!
eスポーツにはどんなジャンルがあるの?
続いてはeスポーツにはどのようなジャンルがあるのか見ていきましょう。
eスポーツはゲームのすべてのジャンルが競技として成立している訳ではありません。eスポーツで盛り上がっているのは、こちらの4つのジャンルです。
①対戦格闘ゲーム
対戦格闘ゲームは、プレイヤー同士が操作するキャラクターが、主に1対1で戦うゲームです。
人気タイトルはストリートファイターや大乱闘スマッシュブラザーズ・ドラゴンボールなど日本製のゲームが多いジャンルです。
そのため、日本のプロゲーマーは対戦格闘ゲームを得意とする人が多くなっています。
②MOBA
MOBAはMulti player Battle Area(マルチプレイヤーバトルエリア)の頭文字を取った言葉で、多数のプレイヤーが2つのチームに分かれ敵チームの拠点を破壊するゲームです。
MOBAの有名なタイトルには、League of LegendsやDota2などがあります。
MOBAは大人数で対戦するため戦略性が高くプレイヤーにとっても観客にとっても楽しいゲームなので、eスポーツの中でも人気のジャンルです。
③FPS
FPS(エフピーエス)とは一人称視点でキャラクターを操作し、武器を用いて戦うゲームです。
eスポーツの中で大会数や賞金額はトップクラスのジャンルです。
FPSの人気タイトルには、Call of DutyやFortnite、Apex Legendsなどがあります。
FPSは一人称視点なのでゲームへの没入感が高く、いつどこから攻撃されるか分からないドキドキ感があるため、eスポーツで人気を集めているジャンルです。
④CCG(コレクタブルカードゲーム)
CCGはトレーディングカードを用いて、対戦するカードゲームです。どのカードを引き当てるか運の要素とプレイヤーの高度な頭脳戦が見どころです。
日本ではShadowverseが特に人気があり、他にも遊戯王やポケモンカードなども根強い人気があります。
人気プロゲーマー・配信者のPC環境
次に人気プロゲーマーや配信者は、どのようなスペックのPCや周辺機器を使っているのか見ていきましょう。
釈迦さん
まず紹介するのはFPSを得意とする釈迦さんです。
釈迦さんはFPSのAlliance of Valiant Armsの公式大会で通算18回優勝。
日本代表として4年連続世界大会出場などの経歴を持つトッププロゲーマーです。
FPSと言えば一瞬の判断が必要とされるので、遅延などを起こさないPCスペックが重要です。
釈迦さんのPCは、
マザーボードにAsusのROG MAXIMUS XI FORMULA
CPUにIntelのCore i7-8700K
GPUにGeForce RTX2080
を使用しているようです。
かなりのハイスペックという訳ではありませんが、ほとんどのゲームを不自由なくプレイできるレベルです。
モニターはAsusのゲーミングモニターROG SWIFT PG258Q 24.5型を使用。
24.5型は人間の視界で端から端まで把握できる大きさなので、FPSには最適なサイズです。リフレッシュレートは240Hzと非常に高性能です。
リフレッシュレートとは画面が一秒間に何回更新されるかの数値です。
240Hzであれば一秒間に240回更新されるので、敵の動きをカク付きが無くヌルヌルとした映像で捉えられます。
SPYGEAさん
二人目に紹介するのはFPSのスペシャルフォースで3年連続世界大会に出場したSPYGEAさんです。
SPYGEAさんはスペシャルフォースの他にもApex LegendsやPUGBなどでも大会で好成績を残しています。
そんなSPYGEAさんのPCのスペックは、
CPUがIntelのCore i9-10850K
GPUがGeForceのRTX 3090
メモリは32GBです。
最高峰ともいえるハイスペックな仕様なので、ほぼすべてのゲームを最高品質でプレイ可能です。
また、ストレージは2TBのSSDを3つ使用しています。
SSDは高速でデータの読み書きをしてくれるので、ゲームの場面が変わる際にもロード時間が短くなります。
容量も大きいため多くのゲームを保存可能です。
メインモニターはBenQのZOWIE XL2546K 24.5型。
ZOWIE XL2546KにはBenQ独自のDyAc+機能が搭載されています。
DyAc+とは画面上の残像を軽減させる機能です。
通常、液晶画面は戦闘で激しい動きが発生すると、残像が出てしまいます。
その結果、敵の動きを正確に捉えられずチャンスを逃してしまうこともあります。
DyAc+を使用すると残像を軽減させられるので、敵をはっきりと認識可能です。
FPSでは0.1秒の遅れが勝敗に繋がるので、DyAc+は絶対的に有利になれる機能といえるでしょう。
また、左右の視界を遮断するアイシールドも付いています。アイシールドがあることでゲーム画面だけに集中できるのでパフォーマンスが上がります。
大会の会場では周囲の観客が目に入ったりして集中力が途切れることもありますが、このモニターを持ち込めば人が多い会場でも集中力を保てるでしょう。
Shroudさん
3人目に紹介するのはカナダ人プロゲーマーのShroudさんです。
ShroudさんはApex LegendsやFortnite、PUBGなどのFPSが得意なプロゲーマーです。
Shroudさんの公式YouTubeは登録者数が680万人、総再生回数は8億回を超えて世界的な人気を博しています。
そんなShroudさんのPCのスペックは、
マザーボードがASUSのROG MAXIMUS X FORMULA
CPUがIntelのCore i7-8700K
GPUがGeForce RTX 2080Ti
メモリは32GBです。
GPUのGeForce RTX 2080Tiは2018年に発売されましたが、現在でも最強の性能を誇るGPUと評価されることもあります。
GPUは映像の処理を担当しているので、MMORPGなどの高画質なグラフィックを要求されるゲームでその性能を発揮してくれます。
ShroudさんのモニターはBenQのZOWIE XL2546 24.5型です。
先ほど紹介したSPYGEAさんのXL2546Kの前モデルです。
前モデルとは言ってもゲーミングモニターとしては十分な性能を持っています。
プロゲーマー3名が使用しているPCのスペックを紹介しましたが、どれもゲームを快適にプレイするのに十分な性能があります。
プロゲーマーでなくても快適な環境でゲームをプレイしたいのであれば、プロゲーマーのスペックは参考になるのではないでしょうか。
やはり、みなさんハイスペックなPCを使用していますね…!
ゲーミングPCのコラボレーションモデルとは
最後にBTOメーカーとプロゲーマーがタッグを組んだコラボレーションモデルのPCを紹介します。
Crazy Laccoon×ドスパラ
一つ目に紹介するのはプロゲーミングチームのCrazy Laccoonとドスパラのコラボモデルです。
2018年4月に結成したCrazy Laccoonは、FortniteやApex Legends、Valorantなどの大会で好成績を残しています。
所属選手は全員日本でトップレベルの実力があり、世界で活躍している選手も多数います。
Crazy Laccoonとドスパラのコラボモデルは、オリジナルデザインのケースやLEDファンが際立つクリアパネル、Crazy Laccoonのロゴが入っているなどコラボモデルにふさわしいデザインになっています。
スペック別に6種類のラインナップがあり、一番ハイスペックなタイプは価格が税込みで559,980円。
CPUにRyzen9 5950X
GPUにGeForce RTX 3090
を搭載しています。
どんなゲームにも対応可能なモンスターマシンといえるスペックです。
一番安価なタイプは価格が税込みで159,980円。
CPUにIntelのCore i5-11400
GPUにGeForce GTX1660
を搭載しています。
一番価格が安いと言っても、ほとんどのゲームを問題なくプレイできるスペックです。
自分の予算に合わせてスペックを選べるので、初心者から上級者までコラボモデルを楽しめるようになっています。
ZETA DIVISION×パソコン工房
2つ目に紹介するのは、プロゲーミングチームのZETA DIVISIONとパソコン工房のコラボモデルです。
ZETA DIVISIONは2018年1月に結成された東京に本社を置くプロゲーミングチームです。
PUBGやVALORANTなどで実績を残し、Overwatchでは日本人初のOverwatchリーガーを輩出しました。
Overwatchには世界中から20チームが参加するリーグ戦があります。
リーグ戦に参加している選手をOverwatchリーガーと呼びます。
ZETA DIVISIONのコラボモデルはコストパフォーマンス重視のスタンダードモデルから、ヘビーユーザー向けのハイパフォーマンスモデルまで幅広く用意されています。
ZETA DIVISIONが得意とする世界的なeスポーツタイトルやFPS、格闘ゲームなどを快適にプレスするために厳選されたモデルです。
まとめ
以上、プロゲーマーとプロゲーマーが使うゲーミングPCについて解説しました。
プロゲーマーは日々の厳しい練習が必要ですが、トップレベルになれば数億円のレベルで稼ぐことができます。
まだまだ一部の選手しか安定した収入を得られませんが、今後eスポーツ業界が発展していけばプロ選手も増加していきます。
プロゲーマーを目指す方は、まずはコラボモデルのPCを使って形から入ってみるのはいかがでしょうか。