Amazon Music Unlimitedを徹底解説:メリット・デメリット・料金・他の音楽配信サービスとの比較も

この数年で、音楽の聴き方は様変わりしています。

CDやダウンロードで楽曲を購入することも少なくなり、デジタル音楽プレーヤーを持ち歩くことも珍しくなりました。

多くの方はスマホを介して、SpotifyやApple Musicなどのサービスを利用しているのではないでしょうか。

この音楽配信サービスには、有料・無料のものがありますが、有料のサービスとして抜群の人気を誇っているのが「Amazon Music Unlimited」です。

まだ始まって数年のサービスですが、大手ECサイトのAmazonが運営していることもあり、充実したラインナップで音楽配信を行っています。

今回はこのサービスの料金体系やメリットを紹介しているほか、他サービスとの比較も行っています。ぜひこの機会にご覧ください。

メディ

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音楽配信サービスAmazon Music Unlimitedについて徹底解説!

Amazon Music Unlimitedとは

もともとAmazonは、Amazonプライム会員向けのサービス「Prime Music」を提供していました。

そのラインナップを拡充する形で、2016年に有料版の「Amazon Music Unlimited」がサービス開始。翌年には日本版も始まっています。

ちなみに、Spotifyの日本上陸も2016年。このあたりから、日本でもストリーミングで音楽を聴くことが急速に普及しました。

Amazon Music Unlimitedの配信曲数は6,500万曲以上と、音楽配信サービスのなかでも屈指のラインナップを誇っています。

以下の項目で詳しく紹介しますが、基本料金は980円(税込)で、お試し期間もあります。

Prime MusicやMusic HDとの違いは?

現在、Amazonは4種類の音楽配信サービスを展開しています。少し混乱しやすい点なので、あらかじめ整理しておきましょう。

プライム会員向けの「Prime Music」は、約200万曲が聴き放題のサービスです。月額500円(税込)から加入できるプライム会員であれば、追加料金なしで利用することができます。

これに対して、今回紹介する「Amazon Music Unlimited」で聴くことができるのは約6500万曲。Prime Musicの30倍以上の楽曲数であり、幅広く音楽を楽しみたい方には最適のサービスです。

さらに、2019年には「Amazon Music HD」のサービスが開始しました。こちらはMusic Unlimitedのラインナップに加えて、ハイレゾに対応した高音質音源を聴くことができるサービスです。

そして、2020年には完全無料の新サービス「Amazon Music Free」がスタートしました。

再生できる楽曲数は限られており、広告付きのストリーミングとなりますが、プライム会員への登録は必要ありません。Amazonアカウントさえ持っていれば誰でも利用できるため、上記サービスのお試し版に位置づけられるでしょう。

月額料金主なサービス内容
Music Free無料所定のプレイリストが聴き放題(広告付き)
Prime Music月額500円(プライム会員)200万曲以上が聴き放題
Music Unlimited月額980円(個人プラン)
月額780円(プライム会員)
6,500万曲以上が聴き放題
Music HD月額1,980円(個人プラン)6,500万曲+高音質の楽曲が聴き放題

Amazon Music Unlimitedの特徴

簡単にサービス内容を紹介したところで、ここからはMusic Unlimitedの特徴を見ていきます。

約6,500万曲の圧倒的ラインナップ

Amazon Music Unlimitedの楽曲数は6,500万曲以上です。参考として、Spotifyは5,000万曲以上、Apple Musicは6,000万曲以上、LINE MUSICは6,200万曲以上。途方もない数字ですが、Amazon Music Unlimitedが一歩抜きんでていることが分かるはずです。

近年では音楽配信を解禁するアーティストが増えており、個々のラインナップで差別化を図ることは難しくなっています。そんな中、配信されている楽曲数はひとつの目安になるでしょう。

ジャンルごとのプレイリストも充実しているため、思いがけない名曲に巡り合えるかもしれません。

オフライン再生にも対応している

特にスマートフォンで利用される方は、どうしても通信料金が気になってしまうのではないでしょうか。高音質の楽曲を聞き流していると、通信制限に引っかかることがあります。

その点、Amazon Music Unlimitedは楽曲をダウンロードすることができるため安心です。

普段から聴く楽曲はあらかじめ保存しておき、オフライン再生で楽しむようにしましょう。

プライム会員に入っていればお得

Amazon Music Unlimitedは月額980円ですが、プライム会員の場合は780円(税込)に割引されます。

この200円の差額は非常に大きいといえます。というのも、音楽配信サービス市場はどこも料金が拮抗しているからです。

たとえば、Spotifyの有料プランは月額980円、Apple Musicも980、Line Musicは有料プランで960円です。

その他のサービスを見ても、ほとんどが1,000円弱の価格に設定しています。すでにプライム会員となっていることが前提になりますが、780円で聴き放題を利用できる点は嬉しい限りでしょう。

各種音楽配信サービスの詳しい料金比較については後述します。

Amazon Music Unlimitedの気になる点は?

メリットを紹介したところで、ここからはAmazon Music Unlimitedの気になる点を見ていきます。

音質が良くない?

Amazon Music Unlimitedの楽曲は、最大256kbpsで配信されています。対抗馬となるSpotifyやLINE Musicは最大320kbpsなので、数字を比較する限り、音質が良くないように思えるかもしれません。

とはいえ、実際に256kbpと320kbpsの差を聞き分けられる人はほとんどいません。イヤホンやヘッドホンを使用したところで、音質面が気になる人は皆無でしょう。

さらに、2020年からは前述した「Music HD」のサービスが開始しました。Amazon Music HDではハイレゾ対応、最大3,730kbpsという革命的な音質が提供されています。

徹底的に音質を追求したい方は、Amazon Music HDの加入も検討してみてください。

聴けないアーティストはいる?

6,500万曲以上の楽曲数を誇るMusic Unlimitedですが、本人や事務所の意向により、配信が解禁されていないアーティストも多数存在します。

邦楽アーティストを例に挙げると、米津玄師、久保田利伸、B’z、ジャニーズ(嵐を除く)などの楽曲は、Amazon Music Unlimitedでも、その他の定額制配信サービスでも扱われていません。

とはいえ、少し前にはサザンオールスターズや安室奈美恵の楽曲が解禁されたばかりです。

今後ストリーミングの需要が高まるにつれて、上記のアーティストが門戸を開く可能性も十分にあるでしょう。

複数端末で聴くことはできる?

Amazon Music Unlimitedは、基本的にひとつの端末でのみ再生することができます。

パソコン、タブレット、スマートフォン、Echoで同時に再生しようとするとエラーが表示されてしまいます。

例外は次の項目で紹介する「ファミリープラン」で、このプランに限り最大6台の端末で同時再生が可能です。

大人数で利用すればその分お得になるので、子どもやパートナーとの利用をお考えている方は検討してみてください。

Amazon Music Unlimitedの料金体系

それでは、Amazon Music Unlimitedの料金を見ていきましょう。複数のプランが用意されているため、以下の表にしたがって、自分に合ったものを選択してください。

利用プラン月額料金(税抜)
個人プラン980円
学生プラン480円
ファミリープラン1,480円
Echoプラン※380円
Amazonプライム会員プラン780円(年額7,800円)

※Echoプランとは、Music Unlimitedをスマートスピーカー「Echo」1台で利用できるサービスです。スマートフォンやパソコンで聴くことはできません。

30日間の無料期間も

完全有料の音楽配信サービスであるため、慎重に登録を検討したい方もいるはずです。

そんな方に向けて、Amazon Music Unlimitedには30日間の無料期間が用意されています。新規のユーザーはこちらを活用し、サービス内容を確認してみてください。

また、Amazon Music Unlimitedは定期的にキャンペーンを行っています。

たとえば2020年5月の時点では、同サービスが90日間になるキャンペーンが開催中です(6月16日まで)。こうした情報も定期的にチェックしてみましょう。

Amazon Music Unlimitedの解約方法

Music Unlimitedは定額制(サブスクリプション)のサービスである以上、まったく楽曲を聴かなかったとしても一定期間ごとに料金が請求されます。したがって、少しでも必要ないと感じた場合は解約を検討しましょう。

手続き自体はすぐに終了しますが、Amazonにはさまざまな機能があるため、少し分かりにくいかもしれません。

以下に具体的な手順を解説します。

  1.  Amazonにログインし、ページ上部にある「アカウント&リスト」を押します。
  2.  いくつかの項目が並んでいますが、「デジタルコンテンツとデバイス」にある「Amazon Videoの設定」へと進みます。
  3.  現在の契約情報が表示されます。内容を確認後、「会員登録の更新」の項目にある「会員登録をキャンセルする」を押します。
  4.  解約理由について聞かれるので回答(任意)。「理由を選択しキャンセルに進む」を押します。
  5.  そのまま「登録をキャンセル」を押したら、解約手続きは完了です。

Amazon Music Unlimitedを他のサービスと比較

最後に、Music Unlimitedの対抗馬となるサービスを紹介します。

いずれも国内シェア上位を占めるサービスです。こちらを参考に、じっくり比較検討してください。

Spotify

スウェーデン発、世界最大手の音楽配信サービスです。日本にも2016年に上陸し、またたく間にユーザーを増やしてきました。

「フリーミアム」と呼ばれるビジネスモデルを用いており、基本利用料が無料であることが最大のポイントです。シャッフル再生のみ、広告が流れるなどの制限はありますが、5000万曲以上が聴き放題であることに変わりはありません。

プレイリストが非常に充実しているため、自分の知らない音楽を聴きたい方におすすめです。

Apple Music

アップルが2015年から提供している音楽配信サービスです。楽曲のラインナップも十分に魅力的ですが、最大の特徴は、やはりアップル製品との相性の良さでしょう。

クラウド上のライブラリ「iCloud」と同期することで、iTunes Storeでダウンロードした楽曲や、パソコンに取り込んだ自身のCDなどを再生することができます。

iPhoneやMacユーザーの方は、どうしても気になるサービスといえます。

LINE MUSIC

LINEがエイベックスやソニーとの共同で立ち上げた音楽配信サービスです。こちらもフリーミアムのモデルを導入しており、2020年からは無料での楽曲フル再生に対応しました(各楽曲月1回ずつ)。

また、学生やAndroid向けの格安プランも用意されているため、場合によってはAmazon Musicよりも経済的になる可能性があります。できるだけ費用を抑えたいという方は、こちらのプランを検討してみてください。

YouTube Music

ここで取り上げたなかでは最も後発で、日本では2018年に開始したサービスです。とはいえ、楽曲数では他のサービスに引けをとりません。

YouTubeの動画と同じように、基本料金は無料。

広告なしで、バックグラウンド再生などの機能を使うためには有料版への移行が必要です。

ライブ映像やMVなどの映像コンテンツも揃っている点が、他にはない特徴といえるでしょう。今後の急成長が予想されるサービスといえます。

各種定額音楽配信サービスの料金と楽曲数の比較

サービス名月額料金(税抜)楽曲数
Amazon Music Unlimited980円(個人プラン)約6,500万曲
Spotify980円(個人プラン)約5,000万曲
Apple Music980円(一般プラン)約6,000万曲
LINE MUSIC960円(プレミアムプラン)約5,500万曲
YouTube Music980円(有料版)不明

Amazon Music Unlimited まとめ

今回は定額制音楽配信サービス「Amazon Music Unlimited」を紹介しました。

楽曲数は業界トップクラスで、Echo端末との連携も容易。さらに高音質対応の「Music HD」へ移行できることも踏まえると、非常に使い勝手の良いサービスといえます。

特にAmazonプライムに登録している場合、月額780円(税抜)の低価格で利用することができます。

日頃からAmazonで買い物をされる方は、一緒に音楽配信を楽しんではいかがでしょうか。

まずは無料体験に登録して、好みのアーティストが聴けるかチェックしてみてください。

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Amazonプライム会員ならAmazon Music Unlimitedは非常にお得です!

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