モニター買い漁って50台以上!モニター専門家、モニ研です!
この記事ではAOCから発売されている、ピンク&ホワイトのカラーリングが女子受け抜群のモニター「AOC AG273FXR/11」を実機レビューしていきます。
女性の読者が極端に少ないこのサイトですが、このモニターを紹介すれば女性率がアップするはず!もちろん、デザインだけでなく、機能も素晴らしいモニターなので男性のみなさんも是非見ていってください!
かわいいデザインが魅力のAOC AG273FXR/11のスペック、実機の使用感などを合わせてレビューします。
AOC AG273FXR/11について
まず、このAOC AG273FXR/11のポイントについて確認しておきましょう。
- ピンク&ホワイトのデザインがかわいい
- IPSパネル
- IPSでHDR対応なので映像美は十分
- 黒挿入やシャドウコントロールなどゲーミング機能が充実
- 背面のライトがおしゃれ
AOC AG273FXR/11はピンク&ホワイトのカラーリングや背面のライトなど高いデザイン性があります。しかし、デザイン性だけでなくゲーミング機能も充実しています。
スペックから確認していきましょう!
AOC AG273FXR/11のスペック
メーカー | AOC |
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | フルHD |
パネルタイプ | IPSパネル |
コントラスト比 | 1,000:1 |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms |
パネル表面 | ノングレア |
入力端子 | HDMI2.0 x 2 DisplayPort x 1 VGA x 1 |
VESA対応 | 75×75 |
可動調節機能 | 上下チルト: -5°~23° 高さ調整:110mm スイーベル:-20~30° ピポット:90° |
主な機能 | HDR10 ブルーライト低減モード フリッカーフリー |
同期技術 | FreeSync Premium |
付属品 | 電源ケーブル DisplayPortケーブル×1 ケーブルクリップ ネジ×4 クイックスイッチキーパッド 保証書・マニュアル セットアップCD-ROM 台座 スタンド |
寸法 | 364.3 (H) x 613.5 (W) x 59.8 (D)(スタンドなし) 452.4~562.4 (H) x 613.5 (W) x 267.4 (D)(スタンドあり) |
重量 | 6.93kg |
リモコン | クイックスイッチキーパッド |
内蔵スピーカー | なし |
保証 | ご購入後3年間 |
価格 | ¥37,980(記事編集時) |
パネルタイプはIPS
パネルはIPSを採用しています。
IPSパネルは色調が綺麗で、斜めから見ても画面の色味が変わりにくく、リアルに近い色を出力
IPS | V | TN | |
---|---|---|---|
色再現性 | ◎ | 〇 | △ |
コントラスト | 〇 | ◎ | △ |
視野角 | ◎ | 〇 | △ |
応答速度 | 〇 | △ | ◎ |
IPSパネルはゲーム以外にも、作業用やイラスト・写真編集などでも活躍します。いろいろな用途に使えるので、人気が高いパネルです。
解像度
1920×1080のフルHD。
リフレッシュレートが144Hzということもあり、解像度よりもFPSなどの快適さを優先させているモニターですね。
リフレッシュレート144Hz
リフレッシュレートは、モニターが1秒間に画面を更新する回数です。リフレッシュレートが高いほど、映像がぬるんぬるんでスムーズになります。144Hzはミドルスペックですね。
プロを目指したり、FPSゲームの上位1%を目指すなどでなければ、144Hzあれば十分ぬるんぬるんです。
PS5は120fpsまで出力できますが、このモニターはPS5でも120Hzで出力できることをメーカーで確認済みだそうです!
※参考:リフレッシュレートとは?FPS・TPSゲーマー必見!フレームレートとの違いも解説
応答速度
応答速度はMPRTで1ms。
応答速度は、画面の色が変化する速度です。応答速度が早いほど激しい動きでもはっきり描写されます。これにより目の疲労を軽減したり、敵を視認しやすくなるメリットがあります。
MPRTは実際にモニターをカメラで映してぼやけ具合を測定する計測方法なので、実際の目で見たときにより近い数値になってます。
AOC AG273FXR/11開封レビュー
ここからは実際にAOC AG273FXR/11の実機レビューをしていきます。
今回はメーカーからの貸し出し品のため、販売されている製品とは一部違う個所があります。写真だとケーブルは黒ですが、実際は白色になる予定とのことです。
開封&中身を写真付きでチェック
- DisplayPortケーブル
- 電源ケーブル
- ケーブルクリップ
- ネジ×4
- セットアップCD-ROM
- マニュアル・簡易組み立て用マニュアル
- スタンド
- 台座
- 本体
白とピンクのスタンドは珍しいですね!なかなか無いですよ、こんなオシャレな色は!
モニター組み立て
まずは本体は発泡スチロールに入れたまま、スタンドを固定します!
レバーを押すと下の部分が引っ込むので、まずは上の部分からはめます。
キレイにはめないと入らないので注意しましょう。
次に台座!こちらは簡単です。
スタンドの突起と、台座の凹みをはめるだけ!
最後に台座の下のネジを回せば完成です。
本体サイズ
モニターの横幅は61センチ。高さは可変で一番下まで下げると45cm、一番上まで上げると55.7cmです。
ベゼルデザイン
ベゼルは非表示領域を含めるて6mm。かなり薄いですね。
ピンク&ホワイトでベゼルも薄く、デザインにこだわっているのが伝わってきます!
やはりベゼルが薄いとスタイリッシュですね
背面デザイン
背面はこんな感じ。
か、かわいい・・!女子力が高いな~!
中央の円形のラインがピンクに光るのもかわいいですね。75×75のVESAに対応しているので、モニターアームも使用可能です。どうせなら白のモニターアームを使いたいですね。
ヘッドホン掛け
両サイドにヘッドホン掛けが付いています。伸びてくるタイプなので、使わないときは収納可能です。
台座デザイン
台座は白の3点接地型です。
オシャレなデザインですが、個人的には好みではないですね。効率厨なので、台座の下の浮いている部分が無駄だと感じてしまいます。
でも、女性向けのカラーリングなどデザイン重視だと考えれば、アリですね!
入力端子
入力端子はモニター下部ではなく、背面にあります。
- ミニUSB
- イヤフォンジャック
- D-sub15ピン
- DisplayPort1..4
- HDMI2.0×2
HDMI端子が2つあるのは嬉しいですね!ゲーム機を2台繋げられますし、HDMI2.0なのでDisplayPortでなくても144Hzの出力が可能です。
一番左のミニUSBはクイックスイッチキーパッド用です。クイックスイッチキーパッドは手元でモニターの設定を変更できるので、非常に便利です。
AOC AG273FXR/11の性能を検証
スタンド性能が高く、チルト・スイベル・ピポットが可能です。
スタンドもオシャレなので、アームを使わずに調整可能なのは嬉しいポイントですね!
上下チルト
-5° 0° 23°
最大で手前側に-5°、奥側に23°まで傾けることができます。
スイベル(首振り)
30° -30°
スイベル機能も付いていて、-30°~30°の間で向きを変えられます。
ピポット(回転)
さらに回転機能も付いているので、縦向きにして使うことも可能。かなりスタンド性能が高いですね。その分、重くなってしまいますが。
デザイン性が高いので、付属のスタンドのまま調整できるのはありがたいですね。
視野角について
視野角は垂直・水平どちらも178°
さすがはIPSパネルですね!どこから見ても色味が変わりにくく素晴らしい。発色も綺麗でグラフィック重視のゲームでも活躍してくれるでしょう。
AOC AG273FXR/11の機能性について
メニューはクイックスイッチキーパッドで操作できます。めちゃくちゃ便利!
画面プリセット:ゲームモード
オフ FPS RTS レース ゲーマー1~3
- オフ
- FPS
- RTS
- レース
- ゲーマー1
- ゲーマー2
- ゲーマー3
オフを含めて合計7つのプリセットがあります。
シャドウコントロール
シャドウコントロールは暗いところを見やすくする機能です。DBDなどの画面が暗いゲームで使うと、有利に立ち回れます。
シャドウコントロールを上げ過ぎると、下の画像のように白っぽくなります。100は上げ過ぎなので、よくて70くらいですね。基本的には50でOKです!
ゲームカラー
ゲームカラーは数値を上げるほど、全体の色味が強くなります。
MBR
MBR(モーションブラー低減機能)は、黒挿入機能です。数値を上げるほど、黒挿入の頻度が上がります。激しい動きでも残像感を低減できます。
リフレッシュレートが低い状態で使っても効果が少ないので、144Hzで使う機能です。
AMD FreeSync
AMD FreeSyncは画面の破綻を防ぐ機能です。
オーバードライブ
オーバードライブは応答速度の高速化です。
FPSをするのであれば最低でも「弱」がおすすめです。「強」でもいいかと思いますが、強くしすぎると逆残像が出る可能性があります。自分にベストな値を見つけましょう。
表示遅延読み込み
表示遅延読み込みは、表示遅延を少なくできます。基本的にオンでOKです。
フレームカウンター
フレームカウンターは、現在のリフレッシュレートを表示させることができます。
HDR Mode
オフ 写真 映画 ゲーム
HDRは3種類から選択可能です。
- 写真
- 映画
- ゲーム
写真だと違いが分からない人もいるかと思います。
ざっくり説明すると、
写真は色合いが鮮やか
映画はコントラスト強めで影が強調される
ゲームは映画よりもさらにコントラストが強くなり影が強くなる
このような感じです。
Light FX
Light FXは背面の光り方を変えられます。
ピンク 緑 青 レインボー 白
美しいライトですね。遊び心満載で好きです!
写真だと分かりませんが、ライトは光が回ったり・点滅・グラデーションなどの種類があります。背面を見る機会は少ないですが、楽しい機能です!
AOC AG273FXR/11で実際にゲームをプレイ
最後に定番の「ApexLegends」をプレイしてみます!
久々の大画面27インチなので、少し大きい感じがします。
でも、楽しんでプレイする分には許容範囲ですね。
最近はApex女子が増えてきているらしいので、かわいいモニターは絶対に需要があるはず!ゲーマー女子はモテると思うので、もっと増えて欲しいですね。
モニターだけでなく、かわいいゲーミングデバイスが増えているので、白やピンクでデスクを統一するのもおすすめです。
今は黒挿入をしていませんが、残像感もなく不自由は感じません。
AOC AG273FXR/11レビューまとめ
以上、AOC AG273FXR/11についてレビューさせていただきました。
- 144Hzのミドルスペックゲーミングモニター
- 白とピンクのカラーリングがかわいい!
- ベゼルが薄く、背面が光るなどデザイン性が◎
- スタンド性能が高いのでアーム無しでも使いやすい
- メニュー操作できるクイックスイッチキーパッドが便利
- 黒挿入やシャドウコントロールなどゲーミング機能が充実
- IPSでHDR対応なので映像美は十分
女子向けを意識したかわいいデザインとは裏腹に、スペックが高くゲーミング性能も十分兼ね備えている素晴らしいモニターです。
HDRに黒挿入まで搭載しているとは、恐れ入りました。
27インチのサイズ感が好みの人なら、女子じゃなくてもおすすめできます。ピンクが基調のゲーミングモニターはほとんどありません。でも、Apex女子やスプラ女子などガチでゲームをする女子は増えると思うので、かわいいゲーミングモニターは増えるのではないでしょうか!
ゲーマー女子は要チェックのモニターです!
また「Alienware AW2521HFL」についてはモニ研のYouTubeでも詳しくレビューしています。ぜひこちらもチェックしてください!