HDMI / DisplayPort / DVIの違いと特徴|対応する解像度やリフレッシュレートについて解説

モニターとPCやゲーム機を接続する際には映像と音声を伝送するケーブルが必要になります。

モニターにはHDMIやDisplayPort、DVIなどケーブルにも種類がありますが、「ケーブルでなにが違うのかわからない」という人も多いと思います。

実際はケーブルごとに出力できる解像度やリフレッシュレートが変わるため、使用しているケーブルによっては高性能ゲーミングモニターを使っていても最大限に利用できていない可能性もあります。

この記事ではHDMI・DisplayPort・DVIの対応している解像度とリフレッシュレートについて解説します。

モニ研

モニ研

ケーブルごとの違いを理解してモニターのスペックを引き出しましょう!

HDMI・DisplayPort・DVIの特徴

HDMI

HDMIの規格解像度 / リフレッシュレート
HDMI 2.11920×1080(フルHD) / 240Hz
3840×2160(4K) / 240Hz
5120×2880(5K) / 120Hz
HDMI 2.01920×1080(フルHD) / 240Hz
2560×1440(WQHD) / 144Hz
3840×2160(4K) / 60Hz
HDMI 1.4
HDMI 1.3
1920×1080(フルHD) / 144Hz
2560×1440(WQHD) / 75Hz
3840×2160(4K) / 30Hz
HDMI 1.0~1.21920×1080(フルHD) / 60Hz
HDMIの規格ごとの対応解像度とリフレッシュレート

映像信号と音声信号の両方を1本で伝送できるインターフェース。

最もメジャーなインターフェースでモニターやテレビ、ゲーム機などAV機器に幅広く搭載されています。

バージョンアップを重ねており、2.0以上なら4Kや240Hzの高解像度や高リフレッシュレートにも対応しています。

互換性は維持されているため、旧規格のケーブルでも最新機器に接続することができます。

開発にライセンス料がかかるので生産コストが上がり、ケーブルの価格があまり安くならない原因となっています。

HDMIケーブルの種類や規格、特徴については、こちらの記事で詳しく解説しています。

※HDMI 2.1 は2020年8月現在、対応している機器がありません。

DisplayPort

DisplaPortの規格解像度 / リフレッシュレート
DisplaPort 2.01920×1080(フルHD) / 240Hz
15360 × 8460(16K) / 60Hz
DisplaPort 1.41920×1080(フルHD) / 240Hz
3840×2160(4K) / 144Hz
7680 × 4320(8K) / 60Hz
DisplaPort 1.21920×1080(フルHD) / 240Hz
3840×2160(4K) /75Hz
DisplayPortの規格ごとの対応解像度とリフレッシュレート

HDMIと同じく、映像信号と音声信号を1本で伝送できるPC向けのインターフェース。

HDMIより優秀なデータ伝送方式で高い解像度で高リフレッシュレートを実現できます。

また、複数ディスプレイに出力する場合にHDMI接続の場合はディスプレイ数分のクロックジェネレーターがビデオカードに搭載されていなければなりませんが、DisplayPortはクロックジェネレーターを必要とせずディスプレイ出力が可能です。

そのため、DisplayPortはマルチディスプレイ環境を作ろうと考えている人にはおすすめのインターフェースです。

しかし、普及率が低く1万円台前半の安価なモニターには端子が搭載されていない場合も多いので注意しましょう。

一方でゲーミングモニターにはDisplayPortケーブルが付属している場合が多いです。

HDMIのようにライセンス料を払う必要がないですが、HDMIより製造コストが高く、普及率が少ないため大量生産できず、ケーブル価格はHDMIとあまり変わりません。

※DisplayPort 2.0 は2020年8月現在、対応している機器がありません

DVI

DVIの規格解像度 / リフレッシュレート
DVI-D1920×1080(フルHD) / 144Hz
2560×1600(WQXGA) / 60Hz
3840×2160(4K) / 33Hz
DVIの規格ごとの対応解像度とリフレッシュレート

映像信号のみ伝送できるインターフェース。音声は伝送できないため、別途オーディオケーブルなどで接続する必要があります。

HDMI、DisplayPortより昔から使用されていますが、対応している解像度、リフレッシュレートが上記2つに比べて低めで音声の伝送に対応しておらず、優先して使う理由はありません。

古い規格であるため、最新のグラフィックボードである「GeForce RTX 2000シリーズ」などには搭載されておらず、今後も廃止の方向で進むと思われます。

アナログ・デジタル兼用のDVI-Iとデジタル専用のDVI-Dがありますが、最近ではアナログ接続を行うことが少なくなったため、見かけるのはDVI-Dコネクタがほとんどです。

HDMIと同じ映像信号を扱っており、アダプタを使うことで相互変換が可能です。

普及率はHDMIが圧倒的

インターフェースとして最も普及しているのは圧倒的にHDMIです。

低価格帯のモニターはHDMIしか端子がないものも多々ありますし、ゲーム機やテレビはそもそもDisplayPortやDVIが対応していないものがほとんどです。

データ伝送の性能やマルチディスプレイ適正でいえばDisplayPortのほうが優れていますが、不思議なことにHDMIのほうが普及率が高いです。

しかし、今後モニターやゲーム機の性能が上がって対応する解像度やリフレッシュレートが上がるにつれてDisplayPortを搭載した機器も増えていく可能性は十分にあります。

HDMI・DisplayPort・DVIはどれがおすすめ?

・PCゲームをしない方→最も普及している【HDMI 1.4】でOK
・PCゲームをする方→240fpsでプレイしたい場合は【HDMI 2.0】か【DisplayPort 1.2以上】が必須(144fps以下はHDMI 1.4でOK)

スペックを考えればDisplayPortを使用するのがベストです。

フルHDで240Hzに対応しており、240Hz対応ゲーミングモニターのほとんどはDisplayPortとの接続が可能です。

ですが、価格の安いゲーミングモニターや作業用のモニターにはDisplayPortがついていないものもあります。

高リフレッシュレートを求めていない場合は入手しやすく、対応している機器が多いHDMIケーブルを選ぶといいでしょう。

規格普及率対応解像度(最大)フルHD利用時の
最高リフレッシュレート
HDMI 1.4
ほぼ全てのモニターに搭載
1920×1080
(フルHD)
144Hz
HDMI 2.0
3万円以上の高級モニターに搭載
3840×2160
(4K)
240Hz
HDMI 2.1×
対応している機器がほとんどない
5120×2880
(5K)
240Hz
DisplayPort 1.2
1万円台の格安モニターにはない場合が多い
1920×1080
(フルHD)
240Hz
DisplayPort 1.4
主にゲーミングモニターにのみ搭載
7680 × 4320
(8K)
240Hz
DisplayPort 2.0×
対応している機器がほとんどない
15360 × 8460
(16K)
240Hz

モニターによってはHDMI 1.4 にしか対応していないものもあるため、「240Hz対応モニターだけどHDMI接続では144Hzしか出ない」ということにならないように事前に対応規格を確認しましょう。

そういった場合はDisplayPort接続にすることで240Hzで映すことができます。

DVIは今後発売する製品は対応する機器が減っていく可能性が高く、スペックも高いとはいえないので基本的にはHDMIかDisplayPortを使用しましょう。

モニ研

モニ研

ゲーミングモニターならDisplayPort、それ以外ならHDMIという使い方がおすすめです!対応規格には注意しましょう!

※関連記事

関連記事