
どうも、モニ研(@Monitor_lab)です。
2020年9月にNVIDIAが発表したGeForce RTX 30シリーズ。Ampere世代として大人気だったグラフィックボードですが、現在は旧世代の扱いになっています。
この記事では、RTX 3060 / 3070 / 3080 / 3090 の確定スペックと、2026年10月12日時点での実勢価格や入手方法を分かりやすく整理しました。
先に結論から言うと、RTX 3090 / 3080 / 3070 の新品はほぼ流通していません。
新品が現実的な価格で手に入るのは実質RTX 3060だけで、上位モデルが欲しいなら中古を狙うか、現行のRTX 50シリーズを選ぶのが現実的な選択肢ですね。

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発売当時は深夜販売や抽選になるほどの品薄でしたが、いまは中古なら3万円台から手に入りますね
2026年10月時点の入手状況
まずは現在のリアルな入手状況から確認していきましょう。
価格は2026年10月12日に価格.com・ドスパラ中古・Amazonで確認した数値です。相場や在庫は日々変動するので、購入前にも各ショップをチェックしてみてください。
| モデル | 新品(価格.com最安値) | 中古(ドスパラ観測) |
|---|---|---|
| RTX 3090 | 330,791円・販売1店のみ | 単体カードの出品なし |
| RTX 3080 | 142,256円・販売1店のみ | 52,900〜57,900円 |
| RTX 3080 Ti | − | 70,900〜81,900円 |
| RTX 3070 | 138,894円・販売1店のみ | 33,440〜45,900円 |
| RTX 3070 Ti | − | 38,900〜44,900円 |
| RTX 3060 Ti | 80,964円(Amazon・玄人志向) | 29,440〜35,900円 |
| RTX 3060(12GB) | 57,800円・販売10店 | 44,900〜49,900円 |

現在の状況で押さえておきたいポイントは以下の3点です。
- 上位モデルの新品は実質的に残っていません。3090・3080・3070は価格.comでも1店舗しか扱っておらず、価格も発売当時よりかなり高いです。RTX 3080は定価109,800円〜だったのに対し、残っている新品は142,256円。メーカーから「販売終了」の明示的な案内はありませんが、事実上の残存品です。新品で買う意味は正直ありません
- RTX 3060だけは新品が普通に買える。MSIのVENTUS 2X系が57,800円・販売10店で並んでいて、ツクモでも特集ページが継続しています
- 実質的な購入ルートは中古一択になる。RTX 3080が5万円台、RTX 3070なら3万円台前半から狙えます。ただしRTX 3090だけは単体中古の在庫がかなり薄いですね
現在の在庫状況は以下のリンクから確認できます。
- 価格.com:RTX 3090 / RTX 3080 / RTX 3070 / RTX 3060
- ドスパラ中古:RTX 3080 / RTX 3070 / RTX 3060
- 新品在庫のあるRTX 3060:ツクモのRTX 3060特集 / GeForce RTX 3060 12GB
GeForce RTX 30シリーズとは

GeForce RTX 30シリーズは、2020年9月に登場したAmpereアーキテクチャ採用のGPUです。
ミドルのRTX 3070、ハイエンドのRTX 3080、フラグシップのRTX 3090から始まり、のちにRTX 3060やTiモデルが追加されました。
第2世代RTコアと第3世代Tensorコアを備え、レイトレーシングやDLSSによる高画質描画に対応した世代です。製造プロセスはSamsung 8nm、接続規格はPCIe 4.0を採用しています。
発売当時の発売日と国内参考価格は以下のとおりです。
| モデル | 発売日 | 発売時価格 |
|---|---|---|
| RTX 3080 | 2020年9月17日 | 699ドル・国内109,800円〜 |
| RTX 3090 | 2020年9月24日 | 1,499ドル・国内229,800円〜 |
| RTX 3070 | 2020年10月29日 | 499ドル・国内79,980円〜 |
| RTX 3060 | 2021年2月25日 | 329ドル・Founders Editionなし |
当時は世界的な品薄で、秋葉原では深夜販売や事前抽選での販売が行われた時期がありました。Cyberpunk 2077の発売時期とも重なり、性能の高さで強烈なインパクトを残したシリーズです。

購入前に注意しておきたいのがDLSSの対応バージョンです。
RTX 30シリーズが対応しているのはDLSS 2系(超解像・Ray Reconstruction・DLAA)までとなります。RTX 40シリーズ以降で使えるフレーム生成(Frame Generation)には非対応です。
なお、Game Readyドライバーのアップデート自体は現在も継続して提供されています。
HDMI2.1で4K120fpsや8K60fps出力に対応
RTX 30シリーズは、全モデルでHDMI 2.1ポートを標準搭載しています。
4K/120Hzや8K/60Hzの高解像度・高リフレッシュレート出力に対応しているため、ゲーミングモニターと組み合わせるなら今でも十分通用するスペックです。
| HDMI1.4 | HDMI2.0 | HDMI2.1 | |
|---|---|---|---|
| 帯域幅 | 10.2Gbps | 18Gbps | 48Gbps |
| 対応解像度・リフレッシュレート | フルHD/144Hz・4K/30Hz | フルHD/240Hz・4K/60Hz | 4K/144Hz・8K/60Hz |
可変リフレッシュレート(VRR)にも対応しているため、HDMI接続でもG-SYNC Compatibleを使ったチラつきのない滑らかな映像でプレイできます。
4K/120fpsの環境をフル活用するには、モニター側にもHDMI 2.1端子が必要です。おすすめの対応モニターやケーブルの規格は以下の記事で詳しく解説しています。
GeForce RTX 30シリーズのスペック一覧

主要モデルの確定スペックをまとめました。前世代の最上位であるRTX 2080 Tiも比較用として掲載しています。
| RTX 3090 | RTX 3080 | RTX 3070 | RTX 3060 | 参考 RTX 2080 Ti | |
|---|---|---|---|---|---|
| GPUチップ | GA102 | GA102 | GA104 | GA106 | TU102(Turing世代) |
| 製造プロセス | Samsung 8nm | Samsung 8nm | Samsung 8nm | Samsung 8nm | 12nm |
| CUDAコア | 10496 | 8960(12G)/8704(10G) | 5888 | 3584 | 4352 |
| ブーストクロック | 1.70GHz | 1.71GHz | 1.73GHz | 1.78GHz | 1.55GHz |
| メモリ | 24GB GDDR6X | 12GB/10GB GDDR6X | 8GB GDDR6 | 12GB GDDR6(8GB版もあり) | 11GB GDDR6 |
| メモリバス | 384bit | 384bit(12G)/320bit(10G) | 256bit | 192bit(12G) | 352bit |
| メモリ帯域 | 936GB/s | 912GB/s(12G)/760GB/s(10G) | 448GB/s | 360GB/s | 616GB/s |
| TGP | 350W | 350W(12G)/320W(10G) | 220W | 170W | 250W |
| 映像出力 | HDMI2.1・DP1.4a | HDMI2.1・DP1.4a | HDMI2.1・DP1.4a | HDMI2.1・DP1.4a | HDMI2.0b・DP1.4a |
| マルチGPU | NVLink対応 | − | − | − | NVLink対応 |
派生モデルにはRTX 3090 Ti(10752コア/24GB)、RTX 3080 Ti(10240コア/12GB)、RTX 3070 Ti(6144コア/8GB)、RTX 3060 Ti(4864コア/8GB)が存在します。
中古市場ではTi派生のほうが無印より安い場合もあり(RTX 3060 Tiの中古が29,440円〜など)、中古で探すならTiモデルも候補に入ります。

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RTX 3060は下位モデルなのに12GBもVRAMを積んでいるのが面白いポイントですね
GeForce RTX 3090 のスペックと位置づけ

RTX 3090は、CUDAコア10496基、24GB GDDR6Xメモリ、TGP 350Wを誇るAmpereの最上位フラグシップです。
当時のTITANクラスに相当する性能で、ゲーミングだけでなく3Dレンダリングや研究用途もターゲットにしたモンスターカードでした。
このモデルの圧倒的な強みは、なんといっても24GBの大容量VRAMです。
ローカルAIでの画像生成や大規模言語モデルの動作、高解像度の動画編集ではVRAM容量がそのまま限界値になるため、クリエイター用途で現在も指名買いされる理由になっています。
ただし入手性は非常に厳しいです。価格.comに残る新品は330,791円・販売1店のみ(2026年10月12日観測)と明らかに割高で、ドスパラの単体中古在庫も確認できませんでした。
ゲーム用途が目的なら、保証が付く現行世代のGeForce RTX 5070 Ti(16GB・259,770円〜)を選ぶのが確実におすすめです。
GeForce RTX 3080 のスペックと位置づけ

RTX 3080は、CUDAコア8704基(10GB版)を搭載したハイエンドGPUです。
RTX 2080比で最大2倍のパフォーマンスを掲げて登場し、4K解像度で重量級タイトルを快適にプレイできるグラボとして絶大な支持を集めました。
いま狙うなら中古市場が基本で、ドスパラでは52,900〜57,900円ほどで手に入ります(2026年10月12日観測)。
4Kゲーミングの入門用としてカードの素のパワーはまだ通用しますが、DLSSのフレーム生成が使えない点には注意が必要です。
なお、新品の残存在庫は142,256円と完全に高止まりしています。15万円前後を出すなら、基本性能もワットパフォーマンスも上回る現行のGeForce RTX 5070(149,475円〜)を新品で選ぶほうが間違いなく幸せになれますね。
GeForce RTX 3070 のスペックと位置づけ

RTX 3070は、前世代の最上位だったRTX 2080 Tiと同等の性能を発売時79,980円〜で実現したミドルハイの大本命でした。
CUDAコア5888基にTGP 220Wと、電源容量や発熱の面でも非常に扱いやすいバランスに仕上がっています。
中古相場は33,440〜45,900円(2026年10月12日観測)です。フルHDからWQHD解像度でのゲームプレイなら、現在でもかなりコスパの良い選択肢です。
ただしVRAMが8GBにとどまるため、最新の重いタイトルを高画質設定で動かすとメモリ不足になる場面が増えてきました。
新品価格は138,894円とデッドストック価格になっています。新品でこの予算を出すなら、GeForce RTX 5060 Ti 16GB(139,800円)やGeForce RTX 4060(80,000円)を検討すべきです。3070を狙うなら中古一択ですね。
GeForce RTX 3060 のスペックと位置づけ

RTX 3060は2021年2月に追加されたミドルレンジモデルです。CUDAコア3584基、TGP 170Wと省電力ながら、GDDR6メモリを12GB搭載しているのが最大の特徴です。
30シリーズの中で唯一、新品の通常流通が現在も残っています。
価格.comではMSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OCが最安57,800円・販売10店で並んでいて(2026年10月12日観測)、Amazonでも58,384円の出品が確認できています。
12GBのメモリ容量は上位の3070(8GB)よりも多く、フルHDでのゲームや入門用のAI生成ツールなら現在でもしっかり活躍してくれます。
ただし中古相場が44,900〜49,900円なのに対し、性能が一段上の3060 Tiの中古が29,440〜35,900円ほどで出回っています。中古で探すなら、あえて3060 Tiを狙うほうがお得感は高いですね。
新しく買うならRTX 50シリーズが本命

これから新品でグラフィックボードを買うなら、現行世代のRTX 50シリーズが本命の候補になります。2026年10月12日時点での最安値相場は以下のとおりです。
| モデル | 新品最安値(価格.com) | 位置づけ |
|---|---|---|
| RTX 5070 | 149,475〜165,800円 | RTX 3080/3080 Ti級の代替 |
| RTX 5070 Ti | 259,770〜279,800円 | RTX 3090級の代替候補 |
| RTX 5060 Ti | 8GB版84,500円・16GB版139,800円 | VRAM重視の廉価選択 |
| RTX 5060 | 75,320円 | エントリー |
| (参考)RTX 4060 | 80,000円 | 前世代の継続販売 |
| (参考)RTX 4060 Ti | 101,000円 | 同上 |
RTX 5070はCUDAコア6144基、12GB GDDR7メモリで消費電力250W。5070 Tiは8960基、16GB GDDR7で300Wとなっています。
何より大きいのは最新のDLSS 5とマルチフレーム生成に対応している点で、ゲームの滑らかさや快適性は30シリーズと段違いです。

正直に言うと、メモリ価格の影響もあって現行カードは全体的に値上がりしています。
RTX 3080発売時の価格と比べるとRTX 5070は少し高めに感じますが、メーカー保証や省電力性、最新のフレーム生成まで考慮すれば、今から新品を選ぶなら確実にこちらをおすすめします。
具体的な流通モデルでは、MSI GeForce RTX 5070 12G VENTUS 2X OCが149,475円、MSI GeForce RTX 5070 Ti 16G VENTUS 3X OCがAmazonで232,318円、MSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUSが139,800円で確認できています。
RTX 30シリーズを今買うなら
最後に、用途や予算に応じたグラフィックボードの選び方をまとめました。
- 30系を新品で買う → RTX 3060のみ現実的(57,800円)。上位の新品は割高なのでスルー推奨
- 中古でコスパ重視 → RTX 3070(33,440円〜)が無難。4Kを意識するならRTX 3080(52,900円〜)
- 最新機能や快適性重視 → 現行のRTX 5070(149,475円〜)やRTX 5060 Ti 16GBを狙う
- 24GB VRAM目的のRTX 3090 → 中古の流通が薄いのでタイミングを見て探す形
記載した価格はすべて2026年10月12日時点の観測データです。
中古品やマーケットプレイスの在庫は入れ替わりが激しいので、リンク先で現在の在庫と価格を確かめてから検討してみてください。
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YahooやNTT-XのZOTAC 3080は掲載ミス(あるいは詐欺)なんじゃないですかね。
売り切れではなく、掲載削除されてますので。
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